大きさだけが自慢じゃない!? 京都府内の巨大な◯◯に注目!

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2021/09/30

魔除けパワーを宿す“日本一の鬼瓦”

大江山平成の大鬼@福知山市

丹波と丹後の国境にまたがる大江山は、能の曲目「大江山」などで知られる酒呑童子の伝説をはじめ、数々の鬼伝説が残る“鬼の本場”。

麓にある大江地域には、国内外の鬼の文化・芸能を展示する「日本の鬼の交流博物館」があり、そこで温かく(?)出迎えてくれるのが、高さ5m、重さ10トンにおよぶ超ビッグサイズの鬼瓦「大江山平成の大鬼」です!

平成5(1993)年の博物館オープンの翌年に誕生したこの鬼瓦は、「日本鬼師の会」に所属する全国の鬼瓦職人が、顔を130のパーツに分けて、各産地の土と焼成技法で作り、現場でつなぎ合わせた超大作。以来、日本一の鬼瓦としてこの地に君臨しています。

「日本の鬼」「世界の鬼」「大江山の鬼」などのテーマ別に、鬼にまつわる貴重な史料を展示

鬼は古来、“魔なるもの”として畏れられてきただけでなく、魔除けのパワーがあると信じられてきました。そこで人々は、鬼の顔を象った鬼瓦を屋根の端などに取り付け、無病息災や家内安全を願ったのです。

館内には、そうした鬼瓦のルーツや造形のうつり変わりをわかりやすく紹介するコーナーも設けられているので、そちらもぜひチェックしてみてくださいね。

悪しく美しく愛おしい……京都に伝わる鬼の伝承【福知山市・宮津市・京都市】

■■INFORMATION■■

大江山平成の大鬼(日本の鬼の交流博物館
住所:京都府福知山市大江町佛性寺909
電話:0773-56-1996
時間:9:00〜17:00(入館〜16:30)
定休日:月曜(祝日の場合は営業、翌日休み)
料金:330円(高校生 220円/小中学生 160円)
駐車場:有
※緊急事態宣言発令中は休館となります。

子ども想いのまちづくりから生まれた個性派遊具

木馬公園@木津川市

けいはんな学研都市の中心部に位置する「木津川台」という地域には、知る人ぞ知るユニークな公園があるんです。高さ10mを超える、巨大な木馬型遊具が設置されていることから「木馬公園」と名付けられています。


木馬の胴体右側にはジャングルジム、左側にはハシゴが付いており、背中の通路を伝って左右の行き来も自在。さらに尾の部分のすべり台からスルスル〜ッと一気に降りることもできちゃいます。対象年齢6〜12歳のちびっ子なら、エンジョイしてくれること間違いなしですよ。

しっぽの部分はすべり台に。しっかりとした材質で、安定感もバツグンです

木津川台にはほかにも、舟の形をした遊具が目玉の「川舟公園」や、長いすべり台がある「木津川台公園」など、遊具にこだわった公園が多数点在しています。

今から30年ほど前、この地域が「近鉄ニュータウン木津川台」として開かれた際、「子どもに親しみを持ってもらえるような遊具を設置しよう!」を合言葉に、新しい公園づくりが進められたのだそうです。巨大木馬の見物がてら、木津川台の公園めぐりをしてみてはいかがでしょう?

■■INFORMATION■■

木馬公園
住所:京都府木津川市木津川台1丁目23番地1
電話:0774-75-1221(木津川市役所 管理課)
時間:入場自由
駐車場:無

  • source:KYOTO SIDE
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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