腹出し「北京ビキニ」!?中国の当たり前に日本人が驚いたこと

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2022/03/05

「卓球台」が公園にある

image by:Sergei Kazakov/Shutterstock.com

最後は「卓球」の話題から。最近では日本人選手も中国のトッププレイヤーに並ぶくらいの活躍ができるようになってきました。

直近の東京五輪でも水谷・伊藤ペアが金メダルを取る史上初の快挙がありましたよね。しかしまだまだ世界最強の座を中国が維持している事実は変わらないはずです。

では、どうしてこれほどまでに中国は卓球が強いのでしょうか?

その理由は、市民の生活環境にあるからです。サッカーが暮らしの一部になっている国はサッカーが強いように、卓球が暮らしの一部になっている国は、やはりその膨大な競技人口の頂点に位置する卓球選手の実力も世界トップクラスになります。

image by:A Meshkov/Shutterstock.com

知人のジャーナリストによると、中国の公園には当たり前のように卓球台が置いてあって、無料や1時間200円程度の値段で自由に卓球を楽しめる環境が整っているのだとか。

ネットやラケットを持参したりする必要はあるみたいですが、一般的な日本人が卓球を温泉でしか楽しまない一方で、中国人は日常的に公園で卓球を楽しんでいるわけです。

中国人は人口も多い国のひとつ。その市民の多くが卓球を楽しみ、圧倒的なすそ野の広さの上に卓球選手が立っているわけです。

それだけの土台の上に立っている中国人のトップ選手を日本人選手が最近打ち負かせうようになってきたという事実に、あらためて敬意を表したくなりますよね。

今回は中国の当たり前だけど日本人が驚くことについてご紹介してきましたが、知られざるカルチャーが見えてきましたね。


もちろん中国ならではの文化は、まだまだ隠されているはず。これからも海外独特のカルチャーを通して、世界を新発見していきたいですね。

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翻訳家・ライター・編集者。成城大学文芸学部芸術学科卒。富山在住。主な訳書『クールジャパン一般常識』、新著(共著)『いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日』。北陸のWebメディア『HOKUROKU』創刊編集長。WebsiteTwitter 

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