お花で癒やされながら、少しでも異国情緒を味わいたいときに最適なのが「やくらいガーデン」。一面のお花畑、教会、青い空と、絵本のような美しい景色の庭園は写真映えもばっちり！

さらにロマンティックで美しい写真撮影スポットとしてじわじわと人気が上昇中。SNSでバズるよりも早く、話題のスポットをご紹介していきます。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

「やくらいガーデン」とは？

「やくらいガーデン」は、宮城県加美町の「薬莱山（やくらいさん）」のふもとに広がるリゾートエリアに位置するガーデンです。

冬にはスキー場や温泉、コテージなどの宿泊施設、さらにウォーターパークなどがそろっており地元の人だけでなく観光にもぴったりのエリア。

そんな「やくらいリゾート」と呼ばれるこのエリアに、春から秋にかけて毎年期間限定でオープンするのが「やくらいガーデン」です。

ガーデンには8つの美しいお花畑と緩やかな傾斜を利用した丘、チャペル、レストラン、ハーブショップなどがそろっています。

約400種類の花々の絶景も！

同所の広さは総面積約15万平方メートル。緩やかな傾斜になった丘と美しい緑の山々が遠くに見え驚くほどの美しさ。お花でカラフルに彩られた大地と青い空、そして緑の山々のコントラストがとても美しいガーデンです。

8つのガーデンで育てられているのはおよそ400種類ものお花たち！エントランスを抜けて緑の眩しいコニファーガーデンを抜けると季節の花々が咲き誇るガーデンが目の前に現れます。

やくらいガーデンは例年4月上旬から11月末ごろまでの期間限定。オープン期間中はいつ訪れても満開の花畑が見られるように工夫されています。

「やくらいガーデン」四季の見どころ

では、続いては見どころをご紹介しましょう！お気に入りのお花の季節、または気になる風景が見られる季節をぜひ写真と一緒にチェックしてみてくださいね。

4月：満開の桜並木

4月のお花といえば桜ですよね。同所はすぐお隣におよそ500mも続く桜並木があります。周辺は標高が少し高く、市街地より気温が低くなるため、桜の開花は遅めです。

例年4月中ごろに満開を迎える年が多いので、「やくらいガーデン」がオープンするころがちょうど見ごろです。ガーデンに咲くお花と合わせて桜も楽しめる、贅沢な季節です。

4月に見られるのは黄色いスイセン、色とりどりのチューリップ、ビオラなどなど。春らしいお花たちが目を楽しませてくれます。

5月：菜の花の絨毯が見られる「ふるるの丘」

「やくらいガーデン」のシンボルというべき景色が、ガーデンの最も奥にある「ふるるの丘」です。小高い丘に一面に広がる花畑とその先に見える教会がヨーロッパの田舎町の風景のよう。

同所は東北地方では最大級のお花畑で、季節のお花の絨毯が見られます。なかでも絶対に見たい景色が一面が、黄色に染まる菜の花の季節。例年5月になると可憐な菜の花で満たされます。圧巻の風景をぜひ楽しみましょう。

5月：色とりどりの花畑がパッチワークのよう！

「やくらいガーデン」のお花畑は、上記の写真のような美しいパッチワーク型になっているのも特徴です。洗練されたお花畑は写真撮影にもぴったり。

「ふるるの丘」以外にもお花畑がいくつもあり、張りめぐらされた散策路を歩きながら間近で美しいお花畑を楽しめます。

パッチワークのように美しいお花畑は、こちらも季節によって色合いが変わるので何度訪れても楽しめますよ。例年5月にはビオラ、チューリップ、スイセンなどが鮮やかなパッチワークを生み出しています。

夏の絶景も見逃せない！