【2022】甘い香りに魅了される…京都府内のバラ園スポット7選
晩春を締めくくり初夏のスタートをきる時節、バラも見ごろを迎えます。世界中で古くから愛されているバラは、長い年月を経て、現在では4万種類もあるのだそう。今回は、種類豊富なバラを見ることができる京都府内のバラ園をご紹介します。
マリー・アントワネットやアンネ・フランクが愛したバラのほか、なかなか見られない貴重なバラなど見どころ満載。バラの香りに包まれて優雅なお散歩時間を楽しんでください。
・基本的な感染予防対策(マスクの着用・手洗い・身体的距離の確保など)を徹底してください
・屋外の活動も慎重にしてください
・発熱等の症状(発熱、咳、のどの痛み、息苦しさなどの症状)がある場合は、外出を控えてください
日本で“ここでしか見られないバラ”がある場所
すとろべりぃあいすバラ園 @舞鶴市
見ごろ:5月上旬〜6月中旬
舞鶴市の住宅街にある、「すとろべりぃあいすバラ園」では、イングリッシュローズやオールドローズをはじめ、現代バラやランブラー種など種類豊富なバラが花を咲かせます。その数なんと1,100種類!全日本品種第3位に選ばれるほどたくさんの品種を見られるバラ園です。
また、こちらのバラ園の見どころは品種が多いことだけではありません。日本でここだけしか見られないバラが2種類も見られるのです。
まずは写真の「シルバームーン」。120年前に誕生したバラで、一重なのが特徴です。上品な姿がまさに月のようですね。
2つ目は、ヒマラヤの麓で自生している「ロサ シノウィルソニー」。こちらは、7000万年前、人類が誕生する前に生まれた品種なのだとか!白く可憐な花を咲かせるのですが、その花は3年に一度しか咲かないのだそう。今年の開花はまだ不明とのことで、咲いた姿を見られたらラッキーかも?
ほかにも、マリー・アントワネットが香水に使っていたという、「ロサ ムンディ」(写真:上段真ん中)なども見られるそうです。このバラは、オールドローズに分類され、現代ローズに比べて、上品な香りがするのだそう。香水に使われていたぐらいですから、きっと高貴な香りなんでしょうね。
バラの花はもちろん、バーゴラ(棚)やアーチに絡まる様子もロマンチック。建物を含め、さまざまな形でその美しさを魅せる光景はまさに「バラの園」です。ぜひ、実際に見てお気に入りのバラを探してみてください。
<周辺立ち寄りスポット>
・田辺城(資料館)
・五老スカイタワー
・アメイロビストロアルル
・舞鶴赤れんがパーク
■■INFORMATION■■
すとろべりぃあいすバラ園
住所:京都府舞鶴市福来120
TEL:0773-77-1267
時間:10:00~18:00(オフシーズンは17:00まで)
定休日:火曜(ハイシーズンは無休)
料金:無料 ただしローズフェスティバル期間中のみ入園料が必要:大人300円/子ども100円
京都らしいものから王室にちなんだバラも!
京都府立植物園 @京都市
見ごろ:5月上旬〜6月上旬
植物といえば!KYOTO SIDEでもおなじみの京都市左京区にある「京都府立植物園」ですね。こちらでももちろんたくさんのバラが園内に咲き誇ります。ばら園があるのは、植物園の南側、正門の東です。こちらではモダンローズを中心に、約320品種、1,400株のバラが見られますよ。
展示されているバラの中には、京都にちなんだ「金閣」「大文字」「高尾」「嵯峨野」「貴船」といった名前のバラや、イギリスのエリザベス女王の戴冠にちなんで名付けられた「クイーン エリザベス」、モナコのグレース公妃に捧げられた「プリンセス ドゥ モナコ」など、優雅な名前のバラも。
また、植物園会館の2階テラスから、ばら園全体を見渡すことができます。ばら園散策をしたら、ぜひ、上からの景色も堪能してくださいね。
5月13日(金)~5月16日(月)にはバラの切り花展示が開催されます。こちらもあわせて訪れてみてはいかがでしょう?
<周辺立ち寄りスポット>
・マールブランシュ北山本店
・上賀茂神社
・下鴨神社
・宝が池公園
■■INFORMATION■■
京都府立植物園
住所:京都府京都市左京区下鴨半木町
TEL:075-701-0141
時間:9:00~17:00(入園は16:00まで)※5月16日(日)までは9:00~18:30(入園は18:00まで)
定休日:12月28日〜1月4日
料金:一般200円/高校生150円/中学生以下無料
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