大人も夢中になる!京都府内の工場見学

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2022/07/13

日本酒と地ビールの製造を同時に見学!

黄桜「伏水蔵」/京都市伏見区

酒処・伏見に本社を構える黄桜株式会社。こちらでは、日本で初めて日本酒醸造蔵と地ビール蔵を同時に見学できる「伏水蔵」があります。入口は、黄桜のCMでもおなじみのカッパのモニュメントが目印ですよ~。

日本酒 吟醸蔵

見学では、はじめに建物2階のガイダンスシアターで黄桜の日本酒造りと地ビール造りについて、映像で学びます。その後5階へ上がって日本酒 吟醸蔵へ。ここでは日本酒造りの骨格となる、麹造りの様子や仕込みなどをしています。麹室を常時一般公開しているのは、全国的にも珍しいそうです。

こちらは地ビール充填ライン。地ビールが次々と缶へ充填→箱詰めされる様子はエンドレスで見られますね!日本酒のイメージが強い黄桜ですが、京都初の地ビール「黄桜 京都麦酒」や、かわいいパッケージが特徴の「LUCKY BREW」シリーズなど、豊富な地ビールがあるんですよ。

3階では黄桜の歴史がわかるパネルを展示しています。1925年の創業から現在まで、時代とともに進化してきた軌跡を見ていきましょう。黄桜が製造する日本酒・地ビールなどが販売開始された時期や、懐かしいCMやポスターもありますよ。

ビール仕込み室

地ビール醸造所では、地ビールの醸造釜や発酵タンクが見られます。黄桜が造る地ビールは、名水「伏水」(※)と麦芽を仕込んで発酵・熟成させた後に、旨味を残すためにろ過しすぎないことが特徴なのだそう。

※伏見地域に流れる良質な地下水のこと。黄桜を含む各蔵元が酒造りに利用しています。

見学が終わったら、レストラン&ショップで出来立ての地ビールを飲んでみてください。地ビール飲み比べセット(700円・税込)は工場出来立ての京都麦酒シリーズ「ケルシュ」「アルト」「蔵のかほり」が飲めますよ。

見学の際は予約すれば送迎バスが利用できるので、公共交通機関での移動でも便利ですよ。

■■INFORMATION■■


黄桜 伏水蔵
住所:京都府京都市伏見区横大路下三栖梶原町53
電話:075-644-4488(10:00~16:00)
料金:無料
定休日:年末年始
所要時間:約30分
申込方法:3日前までに電話かFAX(075-606-2073)にて要予約
公式ホームページ

高速&巨大な機械に圧倒される!

朝日新聞京都工場/京都市伏見区

毎日読む新聞は、前日のことが翌朝には記事になっていたり、午前中の出来事はその日のうちに夕刊で取り上げられていたりと、とにかくスピーディ。インターネットでの配信が増えたとはいえ、さまざまなニュースを一覧で目にすることができ、信頼性も高い紙の新聞は多くの人々に読まれています。

そんな新聞がどのように作られているのか……京都市伏見区にある朝日新聞京都工場では、新聞作りの工程を見ることができます。

まずは朝日新聞社の歴史や新聞ができるまでの流れをDVDで鑑賞。その後、大型輪転機でその日の夕刊が刷られる様子を見学できます。この輪転機は1時間で約18万部(1秒間に約50部!)の高速印刷ができるのだそう!

輪転場を見学した後は、3階の読者ホールでバーチャル見学。ここでは工場内の見学では見られない箇所も映像で見ることができますよ。先ほど見学した輪転機も、細かい部分まで見られるので、機械の動きがより分かりやすくなっています。

見学後は記念写真を載せた見学記念新聞と、その日の刷りたての夕刊をお土産にいただけますよ。お子さんと一緒に楽しめる新聞工場で大迫力の印刷作業をご覧ください。

■■INFORMATION■■

朝日新聞京都工場
住所:京都府京都市伏見区横大路下三栖城ノ前町23-3
電話:075-603-3213(朝日新聞京都工場見学係・月~金曜10時~16時)
料金:無料
開催日時:月~土曜(祝日・年末年始は休み)11:40~、12:50~※集合時間
所要時間:約60分
申込方法:3営業日前までに電話にて申込
公式ホームページ

再開が待ち遠しい!現在、見学休止中の工場

京都府内にはまだまだ工場見学スポットがありますが、現在は新型コロナウイルス感染拡大の影響から休止中のところもあります。一日も早く収束し、また見学ツアーが再開されますように……。

コカ・コーラボトラーズジャパン/久御山町

メグミルク京都工場/南丹市

石井食品 京丹波工場/南丹市

おたべ/京都市

  • source:KYOTO SIDE
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
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