お金を洗って金運・財運アップ!?鎌倉・銭洗弁天でご利益に与る

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2023/07/29

ついに「奥宮」にて、金銭を洗い清める!

奥宮は岩の中にあり。image by:山房からむ

手掘りの岩窟内にある「奥宮」。ここはやはり厳かで、神聖な雰囲気が漂っています。

最後の卵を奉納し、泉のところでいざ、お金を洗います!

薄暗い洞窟内。人がいてもひっそりとしています。Image by:山房からむimage by:山房からむ
この泉の水は「鎌倉五名水」に数えられています。image by:山房からむ

「銭洗」というので小銭を水洗いするのかと思いきや、紙幣をざるに入れ水をかける人がここにも、あそこにも。お金をジッパー付きビニル袋に入れて水をかける人も見かけました。

清い福銭となりますように。image by:山房からむ

財布に入っていたお金、全部洗った!」という話し声に押されて、筆者も勇気を出してお札をざるに投入。意を決して、水をかけます!

「清められたお金は有意義に」使おう

使用後のざるの返却場所。image by:山房からむ

洗った後は、紙幣はハンカチなどで丁寧に挟んで水けをとるのが良さそうです。拭うものがないのか、お札をひらひらとさせて乾かすようにして持っていく人も度々、見かけます。

銭洗いの体験は、非常に緊張した一方で、「これで食いっぱぐれることはないのだ、頑張ろう」と、弁天様に守られているような気持ちにもなりました。

ちょうど取材時には、群馬県から来ていた10人ほどの女性グループに出会いました。毎年、泊りがけで「巳の月・巳の日・巳の時間」に参拝できるようにしているそうです。

「お参りするようになってから、お金が回るようになった」と話し、一緒に来ていた友人たちも「金運が良くなった」「楽しく暮らせている」と笑顔でうなずきます。


「かれこれ10年ほどになりますが、雨が降ろうと嵐が来ようと、毎年欠かさず参拝します」とのこと。

ちなみにこの女性から教わった内容によると、なんと筆者が取材したこの時がまさに「巳の月・巳の日・巳の刻」ごろだったようです。

5月の「巳の日」にめがけて行ったわけですが、午前10時ごろに来ていたのが偶然、ベストの時だったのです。

image by:山房からむ

外国人観光客の姿も多く見られます。が、その由縁を知らないためか、お金を洗っている人はいませんでした。

「ブログでこの神社を知った」と日本語で話してくれたフランス人女性は参拝方法を知らないというので、ご利益を含めて伝えたところ、目を輝かせて社務所へざるをもらいに向かっていきました。

最後に、せっかく銭洗弁天に来たのなら「水みくじ」というおみくじも体験しましょう。

本社の後ろ側にある「龍神様の水」におみくじをひたすと文字が浮き上がってくるというもので、紙が乾くと再び文字は消えてしまいます。

龍神様の言葉が現れてくるようで、より一層ありがたみが増します。image by:山房からむ

歴史と超自然的なロマンを感じさせる、鎌倉の隠れ里「銭洗弁財天宇賀福神社」。世俗的なご利益目当てで訪れたとしても、来てみればその神秘性に、心も洗われるに違いありません。

  • image by:ys_611/PIXTA
  • ※掲載時点の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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結婚後、相方の転勤でエジプト・カイロに3年間暮らし、帰国後は2年おきに国内を転々、現在は鎌倉に停泊中。住んだことのある街は10都市。引っ越しが多すぎ定職につけないが故のフリーライター。元一般紙記者、現在3人育児中のアラフォー母。ペンネームのQalamはアラビア語でペンの意味。

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