東京から島根へ乗船トリップ。隠岐諸島旅行で楽しむ「フェリー旅」

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2024/01/17

3つの有人島「島前」の見どころ

ダイナミックで迫力満点の景観と、数々のパワースポットが見どころの「島前」。現地ツアーなども開催されており、隠岐諸島観光の中心となります。

西ノ島(西ノ島町)

国賀海岸の景色 image by:Shutterstock.com

島前でもっとも大きな「西ノ島(西ノ島町)」は絶景スポットが目白押し。人口3,000人ほどの小さな町ですが、自然を満喫できるほか、史跡巡りやマリンスポーツも楽しめます。

隠岐諸島を代表する国賀海岸の景色を楽しむクルージングや、洞窟を探検できるシーカヤック体験など現地ツアーも充実しています。

中ノ島(海士島)

隠岐神社 image by:しまね観光ナビ「島根県観光写真ギャラリー」

中ノ島(海士島)」は、島に海士町がひとつだけと、一島を一町の自治体が管理しています。

後鳥羽上皇の流刑地として知られる中ノ島には歴史ドラマを感じられる後鳥羽上皇ゆかりの地が点在していますよ。

隠岐神社、三穂神社といった、後鳥羽上皇にゆかりのある神社が鎮座するほか、港町「崎」には、上皇が腰掛けたとされる「御腰掛けの石」があるなど、歴史好きにはたまらない旅が叶います。

知夫里島(知夫村)

遠くに見える神島 image by:photoAC

美しい島でのんびり、ゆったり過ごしたいなら「知夫里島(知夫村)」へ。

人口600人ほどの小さな知夫里島では、とにかく景色を楽しみながらのんびりするのがおすすめです。

知夫里島の東に位置する赤ハゲ山から遠く島根半島から島前・島後の島々を見渡したり、禁足地である「神島」を眺めたりと自然からパワーをいただきましょう。


独自の文化が長く続く「島後」の見どころ

隠岐諸島で一番大きな島が「島後(隠岐の島町)」です。島後には自然とともに育まれた独自の文化があります。

800年の歴史を持つ「隠岐牛突き」や「隠岐民謡」、「隠岐古典相撲」など、本土と切り離されているからこそ生まれ残された文化の数々。

牛突きの銅像 image by:PhotoAC

伝統文化である隠岐牛突きは、年に3回本場所大会が開催され、勝負は一方の牛が逃げ出すまで続きます。一方「観光牛突き」として勝負をつけない勝負も、「隠岐モーモードーム」で不定期開催されています。

ローソク島 image by:Shutterstock.com

島後の北西部に位置するローソク島を眺める遊覧船に乗船したり、巨大な杉の木に会いに出かけたり、名水百選にも選ばれる滝に感動したりと島の豊かさと美しさを感じられるのが島後観光です。

隠岐諸島へ出かけよう

image by:石黒まり花

今回は本州から少し離れた「隠岐諸島」をご紹介しました。

フェリーで2時間の船旅で、非日常を味わえる素敵な島に到着。自然に包まれた隠岐諸島へ、心癒される旅へ出かけましょう。

  • image by:PhotoAC
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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元々インドア派だったはずが『恋する惑星』でウォン・カーウァイにハマり、初めての一人旅は上海へ。カメラ片手にどこへでも行くアクティブ旅女子になりました。現在は大学院に通いつつフリーライターとして、旅・アート・美容・ファッションをメインに活動しています。

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