混雑を避けた“休める旅”を。年末年始9連休で訪れたい国内旅行先ランキング
年末年始の長期休暇。せっかくの9連休を、ただ人混みに揉まれて過ごすのはもったいない。新しい一年の始まりにふさわしい、心に残る旅を求める声が高まっています。
旅行アプリ『NEWT（ニュート）』を運営する株式会社令和トラベルが、「9連休で行きたい“人気急上昇の国内旅”TOP30」を発表。混雑を回避しながら、満足度の高い非日常体験ができる場所を厳選しました。
この年末年始は、賢く計画を立てて、最高のスタートを切りませんか？
年末年始の旅を測る5つの評価軸
今回のランキングは、全国1,741の自治体を対象に、以下の5つの視点から総合的に評価されています。
- 旅行需要の高さ：年末年始に旅行者が集まる傾向
- 特別体験の充実度：初日の出やライトアップなど、この時期ならではのイベント
- コンテンツ密度：長期滞在でも飽きない観光資源の豊富さ
- アクセス性・混雑耐性：移動のしやすさと混雑回避の可能性
- 家族での楽しみやすさ：幅広い世代が楽しめる要素
これらの視点から、新しい一年を軽やかに始めるための“休める旅”の最適解が導き出されました。
第10位 滋賀県大津市／88点
需要18点／特別体験18点／家族17点／滞在18点／アクセス17点
琵琶湖に浮かぶ白鬚神社の大鳥居。湖面に立つ神秘的な朱色の鳥居は、年末年始にこそ訪れたい神聖な空間です。都心部の寺社仏閣が混雑する中、ここは静かに参拝できる穴場として注目されています。
近隣の雄琴温泉と組み合わせれば、パワースポット巡りとリラックスを短時間で両立できる理想的なプラン。
京都駅からわずか2駅9分という好立地ながら、比叡山と琵琶湖に囲まれた豊かな自然が広がり、混雑する京都市内を避ける分散型の旅として、賢い選択肢になります。
第9位 青森県弘前市／89点
需要17点／特別体験19点／家族18点／滞在18点／アクセス17点
真冬の弘前で体験できる奇跡の光景。それが「冬に咲くさくらライトアップ」です。雪を纏った桜の枝を照らすことで、まるで満開の桜が咲いたように見える演出は、この地でしか味わえない特別な体験。
弘前城を中心とした歴史ある街並みは、雪景色と相まって情緒を深めます。津軽の文化や風土をじっくり味わいながら、国内の主要渋滞エリアから遠く離れた場所で静かに新年を迎える。遠方だからこそ得られる、心からの非日常がここにあります。
第8位 北海道小樽市／90点
需要19点／特別体験19点／家族18点／滞在18点／アクセス16点
運河沿いの歴史的な街並みが、冬の装いで最も輝く季節。年末年始の小樽では、名物イベント「青の運河」イルミネーションが開催され、雪景色に青い光が溶け込む幻想的な光景が広がります。
冬が旬のグルメ、おたる水族館、芸術村など、徒歩圏内に楽しみが凝縮された密度の高い街。長期滞在でも飽きることなく、毎日新しい発見があります。札幌圏からのアクセスも良好で、冬旅の安心感も高く、家族連れにも優しい旅先です。
第7位 岡山県倉敷市／91点
需要18点／特別体験18点／家族18点／滞在19点／アクセス18点
白壁の街並みが残る倉敷美観地区。歴史と情緒が凝縮されたこの場所は、年末年始の旅にふさわしい風格を持っています。
ここでは混雑を避ける「時間的逆張り」が旅の質を左右します。日没後の夜間景観照明は、冷たく澄んだ空気の中でいっそう輝き、白壁と運河が静かに浮かび上がる幻想的な光景を演出。世界的な照明デザイナーによってプロデュースされた光は、冬の夜に特別な輝きを放ちます。
新幹線でのアクセスも良く、瀬戸内の新鮮な魚介など大人が嬉しいグルメ体験も充実しています。
第6位 愛媛県松山市／92点
需要18点／特別体験17点／家族19点／滞在19点／アクセス19点
道後温泉本館を中心に、年末年始の混雑を上手に回避できる賢い旅先として評価されました。椿の湯や飛鳥乃湯泉と組み合わせることで、連休の質がぐっと上がる静かな温泉時間を確保できます。
四国は主要渋滞エリアから外れており、飛行機やフェリーを使えば移動ストレスが少ないのも大きな利点。温泉街の情緒ある石畳や灯り、初詣、食べ歩きと合わせて、ゆるやかな正月時間が流れています。心と体を休めながら、新しい年への活力を養う旅が待っています。
