日本にきた外国人が大絶賛する、ニッポンの「ナンバーワン」って？
季節の食や文化、景色を楽しめるのは日本ならではの「四季」があるからこそ。春夏秋冬で気候の変化とともに、日本でしか感じられない美しさがたくさんあります。
冬の雪、春の桜など、その美しさは日本人だけでなく、海外から訪れた外国人にとっても、いままでにない感動の瞬間になるのだとか。
実際に、さまざまな外国人の皆さんに、感動した日本の景色についてお話しを伺ってみたところ、「日本の秋が美しすぎる」という声がたくさん集まりました。
秋といえば「食欲の秋」に「スポーツの秋」といいますが、やはり「絶景」もはずせないですよね。2022年のインバウンド再開に向け、どんな秋に注目が集まっているのか、さっそくご紹介していきます。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
やっぱり日本は「秋」が最高！
さまざまな国の皆さんが、ナンバーワンと口をそろえていたのが「日本の秋」について。桜の美しい春に関するコメントもたくさん集まりましたが、日本の秋景色といえば、やはり「紅葉」です。
少し古いデータになりますが、コロナ禍以前のインバウンド数が上昇していた2018年11月に「訪日客の検索トレンドを予測」した調査結果によると、検索ワードには多くの「紅葉名所」がランキングに入っていました。
この結果からも、日本の紅葉が注目されていることがわかります。実際に日本を訪れた外国人によると、さまざまな秋についてのコメントが集まりました。
「以前、11月ごろに香川の山の奥地まで行って、温泉旅館に泊まりました。そこは露天風呂付の客室から紅葉が見えるんですが、色鮮やかでとても美しかったです」（アメリカ出身）
「何といっても紅葉が楽しめる秋がベストシーズン。日本の紅葉はとにかく色が濃くて鮮やかで美しいです。温泉旅館で風情のある紅葉の景色を見ると、日本の秋最高だな…！って実感します」（アメリカ出身）
「秋に友だちと紅葉で真っ赤になった山に行き、滝のそばで遊びました。紅葉と滝の壮大な景色をみながら、串に刺さったアユの塩焼きを食べたのが本当に美味しくて、忘れられない思い出になりました」（インドネシア出身）
「日本は秋が1番！イベントを楽しみやすい時期だと思います」（オーストラリア出身）
「絶対、秋。日本の夏は蒸し暑くて疲れてしまいましたが、秋になると気温も下がるので、出かけるのにちょうどいい気候になります。食べ物も美味しい」（スペイン出身）
「個人的には、日本は秋から冬にかけてがベストシーズンだと思います。食べ物にもバラエティが増えて美味しい食事を楽しめるのがとても幸せ。活動しやすくなる最高のシーズンだと思います」（ニュージランド出身）
秋の紅葉については、注目されているスポットもいくつかありました。なかでも京都府にある「東福寺」の紅葉の雲海や、東京都の「神宮外苑」のイチョウ並木は、美しい絶景名所として外国人のあいだでも人気の様子。
これから本格的な紅葉のシーズンが到来しますが、まさに過ごしやすく、お出かけに最適といっても過言ではない秋だからこそ、絶景に胸が躍りますね。
そして全国各地にはたくさんの紅葉名所が点在しています。外国人が注目しているスポットだけでなく、身近な秋景色に目を向けて、日本らしい四季の彩りを満喫したいですね。
- 参考:JNTO「訪日外客数（2019年12月および年間推計値）」（PDF）,PR TIMES
- image by:Shutterstock.com
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