鳥取「水木しげるロード」で買うのを一瞬ためらうヤバイ和菓子

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2018/08/18

「妖菓 目玉おやじ」妖怪食品研究所

実は、水木しげるロードで買うのを躊躇してしまった和菓子がありました。それは水木しげる記念館の隣にある「妖怪食品研究所」という、インパクトがありすぎる名前のお店のもの。 その和菓子の名は「妖菓 目玉おやじ」。口の中に入れた途端、全身が小さくなり目玉だけになってしまう魔法をかけられそうな妖しすぎるネーミングです。

「妖菓 目玉おやじ」はねりきりの上に寒天でコーティングされた生菓子で、なかにははこしあんと栗が包まれています。こう書くと、フツーの和菓子じゃん! とツッコまれそうですが・・・。そのお菓子の集合写真がこちらです。

妖怪食品研究所

よく言えば「シズル感」というのでしょうか・・・。この目玉のビジュアルに躊躇してしまい、手が伸ばせませんでした。ちなみに赤と黒の目玉の部分はようかんを使っているそうです。最近では、この和菓子に棒をさしたバージョンもあり、棒付きキャンデー風に食べ歩く観光客も多いそう。 

 

. #境港 #妖怪食品研究所 #妖菓目玉おやじ #20150401

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実はこの「妖菓 目玉おやじ」の製造元は鳥取県のお隣、島根県松江市にある和菓子の老舗・彩雲堂です。彩雲堂は、松江城主にして茶道家としても知られる松平不昧公の影響を受けた和菓子を復活させ現代に伝えるなど、確かな歴史を持つ和菓子店です。きっと「妖菓 目玉おやじ」の味もたしかなものでしょう。

ちなみにお店の方によると、「このめでたい(目出たい)かたちから、お祝いごとに使うお客さまもいらっしゃるんですよ」とのこと。もはや老舗のニューウェーブ菓子といえますね。

  • 妖怪食品研究所
  • 鳥取県境港市本町4番地
  • 0859-42-5210
  • 料金
  • 無休(臨時休日あり)
  • 9:30~17:00
  • http://www.kenkyujo.jp

今回ご紹介した以外にも、「水木しげるロード」には妖怪に関するお土産がたくさんあります。鬼太郎に登場する妖怪たちのように、ちょっとクセのあるスイーツが境港市であなたを待っています。鳥取旅行の際はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょう。ちなみに、境港のお土産に一番喜ばれたのは妖怪饅頭でした。

  • image by:妖怪食品研究所,御田けいこ
  • 掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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人生の設定は「いつでも、どこでも、食いしん坊バンザイ!」。人に会い、土地を歩き名物にふれ、郷土の味をあじわいつくす、をテーマに今日もどこかを踏みしめ歩いています。広島県生まれ。

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