感動の日本をめぐる。心に残る、関西エリアの「絶景」スポット5選
桜から新緑、紅葉に白銀の世界と、四季折々の美しい光景が各地に広がる日本。せっかくなら、自分の地元や旅行先の周辺などで、その景色を楽しみたいものです。
そこで今回は、関西エリアで一度は行きたい、自然豊かな絶景スポットをピックアップしてご紹介します。意外と知らないスポットにまつわる伝説など、訪れる前に知っておくとより楽しくなる情報もありますよ。
目次
橋杭岩/和歌山県東牟婁郡
和歌山県東牟婁郡串本町にある「橋杭岩」は、約40の奇妙な形をした岩が一列に約850mも並んでいる国の天然記念物です。11月にはライトアップが行われ、奇岩群の絶景が一層引き立ちます。
伝説では、弘法大師が天の邪鬼とここにあ一晩で橋を架けることができるかという賭けを行い、大師が橋の杭を早速作りました。
しかし、負けることを嫌った天の邪鬼がニワトリのなき真似をしたところ弘法大師はだまされ、朝が来たと勘違いし、杭だけを残して立ち去ってしまったのです。その杭が「橋杭岩」というわけですね。
国道42号沿いにあり、また道の駅くしもと橋杭岩もあるため、食事や買い物には困りません。
マキノ・サニービーチ/滋賀県高島市
滋賀県高島市マキノ町にある「マキノ・サニービーチ」は、琵琶湖でも有数の美しいビーチです。その美しさは、環境庁の「快水浴場百選」の湖の部の「特選」に選定されたほど。
周辺には高木浜キャンプ場と知内浜キャンプ場といったキャンプ場や、滋賀県立びわ湖こどもの国などのレジャーランドなどもあります。また、ホテルや旅館など宿泊施設も充実しているので、非常に訪れやすい絶景スポットです。
琴滝/京都府船井郡
京都府船井郡京丹波町市森にある「琴滝」の落差は約43mで、京都府内最大級の高さを誇ります。また、京都の自然200選のひとつにも選出されている、緑豊かな絶景スポットです。
響きも美しい「琴滝」の名前の由来は、流れ落ちる水が、琴の弦のように見えるから。特に冬場はライトアップされ、その美しさがより一層引き立ちます。
猿沢池/奈良県奈良市
「猿沢池」は、奈良県奈良市のあの「奈良公園」内にある池です。周囲は360mで、すぐ近くにある興福寺の五重塔が水面に映る姿がなんとも美しく、「南都八景」のひとつ選ばれているほど。
また、ここは水の流出入がまったくないにもかかわらず、常に水が濁らず清く澄んでおり、カエルがいなかったり藻が生えなかったりと池としては不思議なことが多く「猿沢池の七不思議」と呼ばれています。
氷ノ山/兵庫県養父市福定
兵庫県養父市福定にある標高1,510メートルの「氷ノ山」は、兵庫県の最高峰で、日本二百名山にも選定されている美しい山です。300万円ほど前は海底火山であったらしく、当時の海の生物の化石が出土します。
いまでもブナの林が生い茂り、天然記念物のイヌワシやツキノワグマが生息する山です。冬にはスキー場になりますが、原生林が多く残されているため、「日本の秘境100選」にも選定されています。また近くには「水源の森100選」の「音水渓谷」もあります。
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