製作者、たったひとり。情熱にこころ震える、世界のアートな建築

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2019/10/29

ピカシエットの家/フランス

image by:Shutterstock.com

次は、皿の破片で造られた珍しい家をご紹介しましょう。フランスのシャルトルという街の外れにある「ピカシエットの家」は、墓守だったレイモン・イジドールさんが壊れた皿やビンの破片で造ったモザイク模様の家。

イジドールさんは、30年以上もの月日をかけてこのようなアート作品に仕上げました。外観だけではなく、室内もモザイク模様で埋め尽くされています。1983年には、歴史的記念物に指定されました。

サルベーションマウンテン/アメリカ

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カリフォルニア州サンディエゴから車で3時間のところにある「サルベーションマウンテン」は、泥や粘土などを混ぜて山をつくり、色鮮やかなさまざまな色のペンキで塗った高さ15m、幅45mのアート作品です。

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作者であるレオナード・ナイトさんは、神の啓示を受けて作品づくりをスタート。約30年間、毎日この作品を作り続けたというから驚きです。今では、アメリカ連邦議会から「国家的財産」と認定されるほどの存在となっています。

こうしてみると、1人の芸術家の情熱と執念でこれほどのものが創れるのかと、驚きを隠せません。足を運んで、彼らのアート精神に触れてみたいものです。

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高校卒業から100カ国近くを旅した元バックパッカー。関西の編集プロダクションを経てフリーに。現在はタイを拠点にフリーの編集・ライターをしています。みんな、旅に出よう!

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