10月は神在月。神さまが集まる島根県出雲の神話にゆかりある「神社」6選
日本では旧暦で10月のことを「神無月(かんなづき)」といいます。一説によると、全国の神様が島根県の出雲大社に集まるため、いつもの場所からいなくなることからこう呼ばれているのです。
そして神様が集まる出雲では、10月のことを神無月ではなく「神在月(かみありづき)」ということをご存じでしょうか。
今回は10月にちなんで、神の国・神話の国として知られている島根県の出雲エリアの、神話や神様にゆかりのある神社を紹介していきます。
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美保神社/松江市
大国主神の后神の三穂津姫命(みほつひめのみこと)と、大国主神の子の事代主神を祀っている神社です。事代主神とは「えびす様」のことで、商売繁盛、歌舞音曲上達、学業成就などのご利益があります。
また「国譲り」の際に手を打って約束したことから、柏手や手締めの始祖とされているのだとか。一本締め・三本締めをするときは、えびす様を思い浮かべるとよいかもしれませんね。
玉作湯神社/松江市
美肌効果で有名な玉造温泉のなかにあり、櫛明玉命(くしあかるたまのみこと)を祀っている神社です。境内には、触って祈れば願いをかなえてくれるという「願い石」があり、パワースポットとして人気を集めています。
さらに「叶い石」を分けており、これを水で清めてから願い石に触れさせて力を移し、願い事を書いた願い札といっしょに守り袋に入れておくと、お守りになるそうですよ。
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八重垣神社/松江市
八岐大蛇を退治した素戔嗚尊(すさのおのみこと)と妻の稲田姫命(いなだひめのみこと)を祀っており、2人の住居があったところといわれています。このため縁結びのご利益で有名な場所です。
境内奥の院にある「鏡の池」は縁占いのスポットで、占い用紙に10円または100円硬貨を乗せ、15分以内に沈むと縁が早く、30分以上かかって沈むと縁が遅いといわれています。また近くで沈むと身近な人、遠くで沈むと遠方の人と縁があるとされているのだとか。