10月は神在月。神さまが集まる島根県出雲の神話にゆかりある「神社」6選
須佐神社/出雲市
八岐大蛇を退治した素戔嗚尊の終焉の地とされており、その御魂を祀っている唯一の神社です。神社にまつわる「七不思議」があり、須佐之男命の霊威に関する伝説を伝えています。
社殿の後ろには幹回り6メートル、高さ24メートルの推定樹齢約1300年の杉の木が立ち、「大杉さん」と親しまれており、パワースポットとしての威厳を示しています。
日御碕神社/出雲市
素戔嗚尊を祀った上の宮「神の宮」と、天照大神(あまてらすおおかみ)を祀った下の宮「日しずみ宮(ひしずみのみや)」からなります。1644(寛永21)年に完成した社殿は、桃山時代の影響を受けた華やかさがあり、重要文化財。
パワースポットは神社の西100メートル沖の海上の経島ですが、日御碕神社の神域とされ神職以外は立ち入り禁止です。神社から拝みましょう。
万九千神社/出雲市
神在月に全国から集まった神々が、最後に立ち寄る神社とされており、神々がここで直会(宴会)を行った後、諸国へ帰っていきます。
こうした神々にあやかるための特別祈願祭「結び参り」があり、これに出ると神々の産霊(生成力)を受けられるそうですよ。
出雲エリアにある神話や神様にゆかりのある神社をご紹介してきましたが、こうして見ると現代でいうマイホームを建てたり、会議の後で宴会をしたり、神様も私たち人間と変わらないところがあるみたいですね。皆さんも出雲を訪れる際は、このような神話を思い出して、由緒ある神社に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
- image by:photoAC(八重垣神社)
- ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
いま読まれてます
1 2