一度見たら忘れられない。幻想的な世界の美しき「モスク」10選
イスラム教の礼拝所「モスク」。日本人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、現在、日本全国には100以上のモスクがあるといわれています。
都内でも美しいモスク「東京ジャーミィ」を無料で見学することができますが、本場のモスクの華麗さは目を疑うばかり。そこで今回は各国から多くの人が訪れる世界の美しいモスクをご紹介します。
目次
サルタン・モスク/シンガポール
![](https://tripeditor.com/wp-content/uploads/2019/09/04174018/shutterstock_1016748124-1-1200x800.jpg)
「サルタン・モスク」はシンガポール最古のモスクで、1824年に建造、1928年に現在の姿になりました。最大5,000人を収容できる礼拝堂がある本格的なモスクですが、その一方で観光客向けのショーケースを設け、イスラム教について解説しています。
![](https://tripeditor.com/wp-content/uploads/2019/09/04180159/shutterstock_610985705-600x401.jpg)
モスクの近くには雑貨店や飲食店が並ぶストリートがいくつかありますので、観光で訪れた際はサルタン・モスクにも足を運んでみてはいかがでしょうか。
プトラジャヤ・モスク/マレーシア
![](https://tripeditor.com/wp-content/uploads/2019/09/04175608/shutterstock_459516976-1200x800.jpg)
マレーシアの首都クアラルンプールから南へ約25kmにある「プトラジャヤ」。同モスクが位置する場所はマレーシアが新たな行政地区として開発中です。外部も内部もピンク色をしていることから、通称「ピンクモスク」と呼ばれています。
![](https://tripeditor.com/wp-content/uploads/2019/09/04175715/shutterstock_121698820-600x400.jpg)
ミナレット(尖塔)は1本だけで、高さは116mと東南アジア最高の高さを誇ります。見どころはドームの屋根の内側。濃淡の差をつけたピンク色の模様が施されており、「カワイイ」を通り越して圧倒される光景です。
スルタンアフメト・ジャーミィ/トルコ
![](https://tripeditor.com/wp-content/uploads/2019/09/04181024/shutterstock_191739032-600x421.jpg)
トルコにある「スルタンアフメト・ジャーミィ」は、最大の都市イスタンブールの世界遺産歴史地区の中にあります。ジャーミィとはトルコ語でモスクのことで、オスマン帝国第14代スルタンのアフメトが、1616年に完成させました。
![](https://tripeditor.com/wp-content/uploads/2019/09/04181127/shutterstock_89458666-600x400.jpg)
直径27.5mの大ドームを中心に34のドームが配置され、その外側に6本のミナレットがそびえる姿はまさに重厚。ドームのステンドグラスには青いタイルが使われており、日光がこのタイルを通して青い光になり、内部を照らすことから「ブルーモスク」と呼ばれるようになりました。
シェイク・ザイード・グランドモスク/アラブ首長国連邦
![](https://tripeditor.com/wp-content/uploads/2019/09/04181511/shutterstock_627272615-600x400.jpg)
アラブ首長国連邦の首都アブダビにある「シェイク・ザイード・グランドモスク」は、2007年に完成しました。82個のドームがあり、総工費約550億円という豪華さ。外側の建材に白大理石をふんだんに使い、すべての柱に宝石が埋め込まれています。
![](https://tripeditor.com/wp-content/uploads/2019/09/04181403/shutterstock_551656684-1200x675.jpg)
礼拝堂には、直径10mで重さ約12tの金メッキとクリスタルでつくられたシャンデリアが連なり、世界最大の手織りペルシャ絨毯が敷かれています。まさに豪華きわまりないモスクで、金曜日の朝から夕方まで以外は一般の方にも開放されています。