鉄道に乗ってお花見気分。乗り物から楽しめる国内「桜スポット」12選

TRiP EDiTOR編集部
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2020/03/23

ぽかぽかと暖かい陽気を迎えた春の楽しみのひとつ、お花見。歩いたり、立ち止まったりしながら眺める桜も美しいですが、いつもとは違うかたちのお花見もまた風情があり、一味違った趣を感じることができますよね。

そこで今回は、列車や船上などの乗り物から春を楽しめる桜スポットをご紹介します。

2020年は各地でお花見関連のイベント等が中止となっていますが、見るだけで楽しめる美しい写真をたっぷりお届けしていきますので、次回のお出かけの参考にしてみてくださいね。

津軽鉄道/青森県

image by:photoAC

津軽きっての桜の名所「芦野公園」の近くを走行。列車は、沿線出身の作家・太宰治の作品から、「走れメロス」という愛称がつけられています。

例年の桜の見ごろは4月下旬から5月上旬。列車から桜を見るもよし、無人駅の芦野公園駅で途中下車して、約1,500本の桜が咲き誇るのを見るのもよしです。

また、見ごろを迎えたころには芦野公園で「金木桜まつり」が行われるなど、イベントが目白押し。この祭りの期間中は、車内にダルマストーブを据えたストーブ列車が運行され、乗客のノスタルジアをかき立ててくれます。

北上展勝地/岩手県

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東北地方有数の桜の名所「北上展勝地」。北上川に沿って広がる園内には、桜が約150種類、約1万本あるといわれており、4月中旬のソメイヨシノから5月上旬のカスミザクラまで見られます。

ここでのお花見に登場する乗り物は馬車。4月中旬から5月上旬にかけて開催される「さくらまつり」では、北上川沿いの約2kmにわたっておよそ500本の桜が並ぶ桜並木を観光馬車が運行。

また遊覧船も出ており、北上川の上からのお花見を楽しむこともできます。


真岡鐵道/栃木県

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真岡鐵道」の北真岡駅と西田井駅の間の線路際にある、「桜・菜の花街道」が、桜と菜の花のスポットになっています。例年の見ごろは3月下旬から4月上旬です。

街道は、北真岡駅から西田井駅へ向かう間の約800mで、右側は桜でソメイヨシノ約800本、シダレザクラ約200本が咲き誇ります。左側も負けてはいません。菜の花が待っています。

また、真岡鐵道では土曜・日曜・祝日に1日1往復だけですが、SLを走らせています。


わたらせ渓谷鐵道/群馬県・栃木県

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わたらせ渓谷鐵道」は群馬県桐生市の桐生駅と栃木県日光市の間藤駅を結ぶローカル線です。沿線のいたるところ花盛りですが、桐生駅から5番目の大間々駅と12番目の神戸駅の間の桜や花桃が特に美しいと人気を集めています。例年の見ごろは4月上旬から中旬です。

神戸駅の一帯では約300本の花桃が咲き誇ります。また8番目の水沼駅は駅だけでなく、近くの黒保根運動公園周も桜の名所です。

この花に囲まれた風景をより楽しみたいのなら、トロッコ列車がオススメ。「トロッコわっしー号」と「トロッコわたらせ渓谷号」のふたつがあり、どちらも土曜・日曜の運転が中心で本数も少ないですが、レトロな気分を味わいたいときにぴったりですよ。

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