キレイに洗ってから入るべき?「温泉マナー」に関する調査結果

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2020/01/08

タオルを巻いての入浴は約9割が「なし」と回答

続いては「入浴にまつわる以下の行為は『あり』ですか?『なし』ですか?」という質問について。

「熱かった時に水で薄める行為」「(誰もいない場合)お風呂場での撮影」「オムツの取れていない赤ちゃんの入浴」「タオルを巻いての入浴」のそれぞれについて「あり」「なし」「なしだと思うけど経験あり」のいずれかを選択。

最も「なし」の意見が多かったのは「タオル」を巻いての入浴(なし:88.1%、なしだと思うけど経験あり:3.9%)となりました。

「オムツの取れていない赤ちゃんの入浴」「(誰もいない場合)お風呂場での撮影」についてもいずれも7割以上の人が「なし」という判断でしたが、「熱かった時に水で薄める行為」に関しては「あり」が42.4%、「なし」が57.6%(うち「なしだと思うけど経験あり」が9.7%)と、意見が分かれる結果となりました。

あまりにも熱すぎて入るのに躊躇するほどの温度の場合、多くの人が同じように感じている可能性もあるため、場合によっては少しぬるくしてから入りたいと考える人も多いようです。

image by:Shutterstock.com

「赤ちゃんに水遊び用の紙パンツをはかせて湯船につかっていたお母さんとおばあちゃん、思わず上がりました。(50代・女性)」

「貸切(混浴)風呂での体験ですが、前の入浴者(カップルが)入浴した後、明らかに行為が行われていた事がありました。(40代・男性)」

「温泉でアジア人が毛染めをしていました。洗面台が染剤で汚れていました。(60代・女性)」など、衝撃的な体験談も多数。

マナーはしっかり守って利用しなければなりません。


刺青、タトゥーのある人の入浴についてどう思いますか?」という質問では、最も多かった意見は「全員入浴禁止にすべき」(31.0%)に。

しかし、「ファッションタトゥーの場合は入浴可にすべき」も24.7%、「隠せば入浴可にすべき」も20.6%、「みんな入浴可にすべき」も1割を超える11.8%となり、意見が大きく分かれました。

日本において、刺青は反社会勢力の印象を与え、日本の警察官・自衛官・消防官においても入隊前の身体検査でタトゥー・刺青のチェックが行われているのが現状ですが、国や地域によってはタトゥーが文化として根付いており、当たり前のものとなっているところもあります。

「タトゥー不可の温泉で腰にあるタトゥーを隠すためにタオルを巻いて入っている人がいた。(40代・女性)」

今後、日本でもたくさんの世界大会が開かれ、多くの外国人が訪日することが予想されますので、ダイバーシティを尊重した入浴ルールの策定が必要になってくるのではないでしょうか。

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