名作の聖地も。東京都内の「初詣」スポットでいつもとは違うご利益を
芝大神宮/港区
1005(寛弘2)年の創建で、天照大御神、豊受大神を祀っています。江戸時代には、幕府の保護を受けてにぎわいを見せ、大江戸の大産土神として庶民からも信仰され「関東のお伊勢さま」と崇められました。
- 芝大神宮
- 東京都港区芝大門1丁目12-7
- 公式サイト
居木神社/品川区
品川区大崎に鎮座し、商売繁盛、社運隆昌、事業発展、営業向上などのご利益がある神社です。
同社には「病」「鬼」「災」「厄」「八」と、一文字ずつくり抜かれた絵馬が!これは「厄落とし絵馬」といい、文字を落としてから奉納することで、厄落としになるみたいですよ。
- 居木神社
- 東京都品川区大崎3-8-20
- 居木神社 公式サイト
八雲氷川神社/目黒区
創建年代はわかりませんが、707(慶雲4)年という説もある同社。素盞嗚尊、稲田姫命、大己貴命を祀っています。
昔から「癪封じの神」と崇められており、江戸以外からも多くの参詣人が訪れました。9月の祭礼では、八岐の大蛇退治の物語にもとづく「剣の舞」が奉納されます。
- 八雲氷川神社
- 東京都目黒区八雲2丁目4-16
- 公式サイト
池上本門寺/大田区
日蓮が入滅した地に建てられたお寺です。境内にある五重塔は1608(慶長13)年に江戸幕府2代将軍の徳川秀忠が建立したもの。
関東に4基ある幕末以前の五重塔のうちで一番古いものです。高さ約31m、国の重要文化財に指定されています。
- 池上本門寺
- 東京都大田区池上1丁目1-1
- 公式サイト
神楽坂毘沙門天 善國寺/新宿区
1595(文禄4)年に創設された日蓮宗のお寺です。初代住職の日惺が毘沙門天をあつく信仰したため毘沙門天信仰の場として栄え、1792(寛政4)年に神楽坂に移転してからは「神楽坂毘沙門天」として庶民にも崇められるようになりました。
現在も神楽坂の繁華街の中にあって、多くの参詣人を集めています。
- 神楽坂毘沙門天 善國寺
- 東京都新宿区神楽坂5丁目36
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須賀神社/新宿区
1643(寛永20)年に、それまで祀られていた宇迦能御魂神(稲荷大神)に須佐之男命(須賀大神)を合祀して、現在の形になりました。
四谷18カ町の鎮守とされ、毎年6月の祭礼は四谷の「天王祭り」として「江戸五大祭り」のひとつといわれました。厄除け、疫病除け、学業成就などにご利益があるそう。名作『君の名は。』の聖地としても知られています。
- 須賀神社
- 東京都新宿区須賀町5
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代々木八幡宮/渋谷区
八幡大神(応神天皇)を祀っています。1212(建暦2)年に鎌倉の鶴岡八幡宮を勧請したのが始まりとされている同宮。
厄除開運、安産、家内安全、交通安全などにご利益があるとされています。境内の杜は渋谷区内では貴重な自然林で、クスノキやケヤキなどの樹木と、それに誘われてやって来る鳥や昆虫も楽しめますよ。
- 代々木八幡宮
- 東京都渋谷区代々木5丁目1-1
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金王八幡宮/渋谷駅
若者の街・渋谷にも仕事運にご利益があるといわれている場所があります。それが渋谷警察署の裏にある同宮。
平安時代に創建された歴史ある神社で、出世運にご利益があるといわれています。御社殿は、渋谷区の指定文化財なのだとか!
- 金王八幡宮
- 東京都渋谷区渋谷3丁目5番12号
- 金王八幡宮 公式サイト
多田神社/中野区
平安時代の武士多田満仲を祀った神社で、1092(寛治6)年に満仲の子孫の源頼義・義家父子が建てた祠が始まりとされています。
- 多田神社
- 東京都中野区南台3丁目43-1
- 公式サイト
井草八幡宮/杉並区
八幡大神(応神天皇)を祀った神社で、源氏が八幡神を氏神としたため、武士の信仰を集めるようになりました。本殿は1664(寛文4)年に寄進されたもので、杉並区最古の木造建築です。
- 井草八幡宮
- 東京都杉並区善福寺1丁目33-1
- 公式サイト
ここで紹介した神社・寺院は、地元の人たちに古くから親しまれているといっても過言ではありません。ただし、初詣で訪れる際は必ず温かい服装で寒さ対策を忘れずに。初詣でカゼをひいてしまっては、神様や仏様に心配をかけてしまいますよ。
- image by:photoAC
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