日本と何が違う?各国の特色が見えるアジア7カ国の最新スマホ事情

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2020/04/10

FacebookやInstagram など、SNSで友人とコミュニケーションをとったり、インターネットで情報を調べたりするのに便利なスマートフォン。日本でも当然のように多くの人が利用しているモバイル機器ですが、世界の利用率はどうなっているのでしょうか。

この度、アジア地域No.1規模の“日本好き”コミュニティサイト『FUN! JAPAN』を運営する株式会社Fun Japan Communicationsが、台湾・香港・タイ・マレーシア・インドネシア・ベトナム・インドのアジア7カ国に対して、人気のスマートフォン機種やアプリ、契約時に重視するポイントについて調査を行いました。

国ごとの特色がよくわかるリアルな声を、早速チェックしてみましょう。

長期契約がないから…各国の特色が出る「重要視ポイント」

image by:PR TIMES

現在、スマートフォンを利用していますか?」という質問では、台湾・香港・タイ・マレーシア・インドネシア・ベトナム・インドでのスマートフォンの利用率は、いずれも99%以上となっていることがわかりました。

AndroidとiPhoneの割合は各国ごとに特徴があり、日本ではiPhoneのシェアが高く、台湾、香港、タイでは、AndroidとiPhoneを保有する比率に大差はありませんでした。また、マレーシア、インドネシア、インドでは、80%以上がAndroidを使用。ベトナムでもAndroidの利用率の方が高いという結果となりました。

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「利用をはじめてからどのくらいが経過していますか?」という質問では、いずれも「2年以上」が最も高く、とくにベトナムとマレーシアは、2年以上同じスマートフォンを使用している人の割合が過半数以上に。1度購入すると、長く使用し続ける傾向にあるようですね。

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次回購入したい端末の種類について質問すると、各国とも前章の「スマートフォンの利用率」と連動する比率に。どの国も、iPhoneの購入を希望するユーザーが増加する傾向となっています。

台湾ではAndroidとiPhoneの人気は五分五分ながら、次回はiPhone購入希望者の割合が多い結果に。とはいえほかの国とくらべると、「未定・まだ決めていない」を選ぶ人の割合も多くなっています。

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利用するスマートフォンや通信会社を決めるにあたり、重要だと思う項目について質問すると、各国共通で端末の価格を重視する傾向がありながらも、最も重要視する項目では、各国の特色が現れています。


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台湾と香港では通信料金や端末の価格などの料金に関する項目が上位で、通信速度やエリアについては、そこまで重視されない傾向がありました。「世界のインターネット回線速度ランキング」でも上位に入るほど国内の通信インフラが発達しているため、端末にはこうした性能を求めていないといえます。

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タイでは通信料が安い代わりに通信が不安定のため、通信の品質が上位に。マレーシアやインドネシアでは日本のように通信会社との長期契約が必要なく、プリペイドSIMの利用が主流なことから、通信料金は気にされない傾向に。また、2カ国ともInstagramが大流行していることから、カメラの性能を重視しているようです。

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ベトナムやインドのユーザーは端末のブランドを重視する傾向があり、とくにベトナムでは有名メーカーの商品や最新機種を入手したことをSNSで友人に自慢する人が多いとのこと。

さらに、携帯のバッテリー持続時間も重視する傾向に。偽物のモバイルバッテリーで破損や爆発する事件が話題になったことから、警戒心を持つ人が多くなっているようです。

インドでは「有名メーカーの偽物が市場の20%を占めるほど出回っている」といわれ、品質が保証されているブランドを重要視する消費者が多い傾向にあります。両国とも、品質が高いMade in Japanの電気製品をお土産にするのも喜ばれるようですね。

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