秋しか見られない1年の楽しみを。愛知県の「香嵐渓」でめぐる紅葉
四季のある日本の美しい自然のひとつに、秋の「紅葉」があります。山や森、あるいは道路の両わきが真っ赤に染まる光景は心奪われる秋の絶景です。
今回は、全国のなかでも歴史深く、美しき愛知県の「香嵐渓(こうらんけい)」について、ご紹介していきます。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
長い歴史を持つ約4,000本もの紅葉
愛知県豊田市足助町にある紅葉の名所として全国的にしられる「香嵐渓」。その紅葉の歴史は古く、1634(寛永11)年にさかのぼります。そのはじまりは、近くにある香積寺の三栄和尚が、般若心経を唱えながらカエデやスギの木を植えたのが始まりとされています。
現在では、イロハカエデ、ヤマモミジ、ウラゲエンコウカエデ、オオモミジ、コハウチワカエデを中心に11種のカエデが魅力の同書。約4,000本の紅葉が色づくその光景は圧巻で、夜もライトアップされるため、その美しさに一層磨きがかかります。
香嵐渓を訪れるのにベストな時期は?
例年の見ごろ:11月中旬~12月上旬
香嵐渓で紅葉を楽しむには、例年11月中旬~12月上旬がベストです。ただし、冬には雪が降り積もり、また別の趣ある美しい光景となるため、紅葉を楽しむには見ごろの早めに出かけたほうがいいでしょう。
シーズンになると、散策道や香積寺山門、そして香嵐渓のシンボルともいえる待月橋の周囲を色づいた紅葉が覆いつくし、思わず心を打ばれる美しさを見せてくれます。
香嵐渓へのアクセス方法
まず自動車のアクセスは、東海環状自動車道の豊田勘八ICを下車し、国道153号飯田方面へ13kmほど走ると香嵐渓へ到着します。
公共交通機関をご利用の場合は、名鉄三河線に乗り、豊田市駅で下車。そして、名鉄バス矢並線(足助行)に乗り換え、約45分で到着します。
名鉄名古屋本線の場合は、東岡崎駅で下車し、名鉄バス岡崎・足助線(足助行)に乗り換え約70分で到着します。また、2022年は11月12日(日)~11月30日(水)までは直行バスが運行中です。
2022年のシーズン情報(入場料・営業時間)
紅葉のシーズンには毎年、「香嵐渓もみじまつり」が開催されます。開催期間は、直行バスと同じく2022年は11月12日(日)~11月30日(水)で、期間中はライトアップも行われるので、幻想的な光景を楽しめるはず。
この美しさが楽しめるのは、今年の秋ならでは。ぜひ香嵐渓で紅葉を堪能してはいかがでしょう。きっと忘れられない絶景の思い出になるはずですよ。
- 香嵐渓もみじまつり2022年
- 足助・香嵐渓広場
- 無料(※香嵐渓広場内、三州足助屋敷への入館は有料)
- 2022年11月1日(火)~11月30日(水)
- 豊田市足助観光協会公式サイト
- image by:lowpower225/Shutterstock.com
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