この秋に訪れたい。石川県加賀のオススメ「絶景紅葉」スポット7選
日本海に大きく面し、大海原とともに白山をはじめとした見事な山々からの恵みを享受できる石川県。大自然と街のバランスが良く、近年「住みたい街」としても全国的に人気を得るなど、ますます注目度が高まっています。
そんな石川県は加賀地域と能登地域という2エリアに大きく分かれており、加賀市・小松市・能美市・川北町・白山市・野々市市の6市町からなる「加賀の國」には、見事な紅葉スポットが点在しています。
そこで今回は、この秋めぐりたい絶景紅葉について、7つの見どころをご紹介しましょう。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
那谷寺/小松市
「加賀の国」内でも南方に位置し、国指定の名勝である「奇岩遊仙境」の間にある鳥居をくぐり進んでゆくと辿り着く「那谷寺」。
周辺の光景と相まって、まるで伝説の地のように美しい絶景が紅葉に染まる様は、この世のものとは思えないほど圧巻です。
開創は約1300年前にもなるともいわれ、本殿や三重塔など、歴史を重ねながら造られてきた寺院内は、ほとんどが国の指定重要文化財に指定されている見事な景観。
あまりの壮麗さに、日本へ訪れる外国人旅行者のためのガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で星を獲得するほど、世界的にも人気を集めています。
- 那谷寺
- 石川県小松市那谷町ユ122
- 0761-65-2111
- 公式サイト
荒俣峡/小松市
石川県でも指折りの絶景であることから「加能八景」のひとつにも名を連ねている「荒俣峡」。くねくねと蛇行する大杉谷川に沿って渓谷が形成され、見事な紅葉が谷を染め上げる景勝地です。
ユニークな岩石が点在し、位置によっては川の流れのすぐそばに近付くことも可能。
散策が楽しく、風光明媚という言葉がぴったりな秋の光景が広がり、じわじわと全国的に人気が伸びている紅葉スポットです。
- 荒俣峡
- 石川県小松市赤瀬町
- JR小松駅より車で約30分/小松バス大杉上町行「荒俣峡」下車
鶴仙渓/加賀市
山中温泉郷を縫うように流れる大聖寺川が織り成す渓谷「鶴仙渓」。約1kmほどに渡り、ゆったりと散歩ができる遊歩道が作られていることもあり、四季を通じて人気の高い名所です。
川の流れと澄んだ空気に心が鎮まる散策中は、すべてがヒノキで造られた「こおろぎ橋」や、立ち止まって展示を見ることができる武家屋敷「無限庵」など、見どころも満載。
山中温泉に宿泊し、温泉と一緒に堪能したい絶景スポットです。
- 鶴仙渓
- 石川県加賀市山中温泉河鹿町 鶴仙渓川床
- 0761-78-0330
- 公式サイト
温泉旅館「まつさき」/能美市
奈良時代に開湯されたと伝わる辰口温泉郷にて、江戸時代に創業された温泉旅館「まつさき」。
1,500坪という広大なスペースの日本庭園「松泉湖庭園」を要し、旅館のなかという意外な場所にある絶景として評判を呼んでいます。
野鳥たちも羽を休めに訪れるほどの美麗極まる庭は各部屋からも眺めることができ、四季を通じて美しいながらも、なかでも秋は見事な光景に。
数種の浴場が堪能できる温泉とともに、贅沢なひとときを過ごしたい紅葉スポットです。
- 温泉旅館「まつさき」
- 石川県能美市辰口町3-1
- 0761-51-3111
- 公式サイト