働き方に変化はあったのか?コロナ禍での「ワーケーション」に関するリアルな声
実施は難しい状況…パソコン仕事の人しか無理?
「ワ―ケーションをしてみたいですか?」という質問では、39%が「したい」と回答。低めの数値となりました。年代別では、20代と30代が同率で突出しています。
理由を見ると、75%が「リフレッシュできそうだから」と回答し、最多に。続いて58%が「少ない有休日数で旅先に長期滞在できるから」、46%が「ストレスが軽減できそうだから」を支持しています。
有休を取ることに遠慮する気持ちを感じるという人が非常に多い日本では、仕事をメインとしてワーケーションを行えば、その気持ちも軽減されるかもしれません。
また、休んでいる間に仕事がストップしてしまう心配なども過ぎらないというのもメリットといえます。
一方「したくない」と回答した人の理由を見てみると、48%で「仕事とプライベートの切り分けが難しそう」、47%が「旅先でまで仕事をしたくないから」となりました。
場所を問わずに仕事をするフリーランスのかたなどはイメージしやすそうですが、常にオフィスワークだったかたは戸惑いが起きるかもしれません。
「旅先で就業できる仕事内容ではないから」と回答している人も37%に。ワーケーションが可能なのは、スマホなどの電話やパソコンだけで仕事できる人に限られるともいえそうです。
ワーケーションで人気なのはどこ?
ここで「ワーケーションで行ってみたい国内スポットランキング」を見てみると、1位は66%で「高原リゾート」、2位は59%で「ビーチリゾート」、3位は58%で「温泉地」という結果に。
静かで空気もきれいなため、いつもより頭がシャキッと回転しそうな高原リゾートに、美しい海でリゾート気分を満喫しながら気分転換できるビーチリゾート。
そして思いっきり仕事をしたあとに身体を癒せる温泉地と、どれも今すぐワーケーションしたくなってしまう場所ばかりです。
特に温泉地は、昔から文豪たちも長期に渡り作品執筆のためにこもったりすることもあると考えると、仕事には最適といえそうです。
長く着席してパソコンに向かい、腰や目が疲れ切っても温泉に入っておいしい食事を取れば、すぐに回復できそうですよね。
日本での浸透にはまだ壁がありそうな「ワーケーション」。新型コロナウイルスの影響はまだ継続することが濃厚な現在、会社全体で推奨していくことも視野に入れてほしいもの。
観光客を受け入れたい旅行先と相互にメリットを享受でき、発展があるのではないでしょうか。
- source:PR TIMES
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