恥ずかしすぎる…!外国人が驚いた、ニッポンの「七不思議」
6. なぜ、日本人はどこでも寝るの?
仕事や飲み会の帰りに電車に乗っていると、ガタンゴトンというリズムが心地よくてついウトウト…。最寄駅を過ぎないように意識を強く保っていても、いつのまにかスヤスヤ…なんて経験ありませんか?
そんな公共の場で寝る日本人の姿は、ドイツ出身のかたからすると「ありえない!」と思ってしまうのだとか。
「眠いときに一刻も早く自宅に帰ってベッドで寝たいと思うことがあります。電車に乗っているときは目を瞑ったら自分の家でありますようにと願うこともありました。
でも日本人のように電車で寝ることはまずありえません。どうして無防備な姿で寝れるの?とても不思議です」(ドイツ出身)
「気持ちよさそうに日本人が電車のなかで寝ているのは、治安がいい証拠。しかも電車のなかだけじゃなくて、たまに路上で酔いつぶれて寝ている人を見かけます(笑)
さすがに『大丈夫ですか?』って声をかけるようにしているけど…。起きたときに持ち物がなくなっていることほど悲しいことはないですからね」(ドイツ出身)
海外でも日本と同じように公共交通機関を利用している人も多いですが、電車のなかで寝るのは日本人だけのようです。
今回、お話を聞いたドイツ出身のかたによると、場所によっては安全とはいい難いほど治安の劣悪な場所もあるため、電車のなかで寝ることはまずないそう。
万が一、車内で寝てしまうと、スリに荷物を狙われるなど盗難の危険性が高いのだとか。
7. なぜ、居酒屋で勝手に「お通し」がでるの?
居酒屋などのお酒を楽しめる飲食店で必ずといっていいほど提供される「お通し」。お酒のお供として、軽くつまめる料理が提供されますが、席料として考えられていることも多いみたいですね。
そんなお通しという日本独特の居酒屋文化について、戸惑う外国人も少なくありません。「注文していないのになぜ勝手にでてくるの?」と疑問も。
「初めていった居酒屋さんで、頼んでいない料理が出てきたときは驚いた。お通しはカバーチャージ(席料)のようなものと聞いて、チップも払わなくて料理を食べられるのならいいのかも?とも思いました」(アメリカ出身)
お通しについては日本国内でも賛否両論あるみたいですが、お店側としては料理が提供されるまでの間、お通しを食べてもらい、待ち時間も楽しんでもらいたいという思いもあるのかもしれません。
最近では、アレルギーなどに対応してお通しを選べる(変えてもらえる)お店や、お通し自体を提供していないところも珍しくありません。また、なかには外国人のかたのために、英語でお通しについての説明書きを用意しているお店もあるのだとか。
このように外国人のなかには「日本文化」が不思議に映ることもある様子。もちろん今回紹介した以外にももっともっと日本文化には知られざる秘密が隠されているかもしれません。
そんな私たちがまだ気づいていないニッポンの魅力を、日本を愛する外国人のみなさんを通して、再発見していきたいですね。
- 参考:国立天文台「節分の日が動き出す」
- image by:Unsplash(イメージです)
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