恥ずかしすぎる…!外国人が驚いた、ニッポンの「七不思議」
5. なぜ、裸で「温泉」に入るの?
日本はいわずと知れた温泉大国です。北は北海道から南は沖縄まで、全国には約2,900カ所以上の多種多様な温泉地が存在しています。
そんな日本人にとって心のふるさとともいえる温泉は、アジアやヨーロッパといった世界中に点在しているのです。例えば、日本以外ではアイスランドや台湾などにも名の知れた温泉地も。
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しかしながら、実は日本以外の温泉では入浴する際に水着を着用することが一般的で、ほとんどが混浴となっているのです。
そのため「温泉=水着を着て混浴」というイメージを持っている外国人からすると、全裸で入る日本の温泉は不思議に見えてしまうのだとか。
「日本の温泉は身体の芯から温まる温度で、身体の疲れがとれて大好きです。でも初めて温泉に行ったときは、知らない人がいるのに、みんなで一緒に裸で入ることにとても違和感を感じてしまいました」(台湾出身)
台湾には新北投(シンベイトウ)や烏来(ウーライ)、谷關(グーグァン)といった温泉地が存在します。
これらの温泉地は国内外から多くの観光客が訪れており、家族連れやカップルなどでにぎわっていますが、入浴スタイルは日本とは真逆。
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アイスランドと同じように台湾の温泉地のほとんどは水着の着用が必須となっており、上述した通り混浴が一般的です。
「台湾の温泉では水着も販売されています。たぶんイメージとしては日本のプールが近いかもしれません。大人も子どもも一緒に入る温水プールといった感じですかね。
でも実は台湾には『日式温泉』といって日本スタイルで入浴する温泉があります。完全個室の貸切風呂などで裸で入浴することを日式温泉といいます。
そういえばネットで日本の温泉の入り方をレクチャーするイラストを見かけたのですが、あれはとても参考になりました。
私も実際にかけ湯から湯上りの牛乳などを試してみましたが、日本人になれた気分を味わえて、最高にいい時間を過ごせましたね」(台湾出身)
外国人からすると日本の入浴スタイルはちょっぴりユニークなのかもしれません。しかし、昔から「裸の付き合い」という言葉があるほど、何も身につけず温泉に入ることで心身ともに解放されてリラックスできるのが、日本の温泉の魅力でもあります。
異文化に戸惑うことがあるかもしれませんが、ぜひ日本が誇る温泉文化を心ゆくまでに楽しんでもらいたいものですね。