恥ずかしすぎる…!外国人が驚いた、ニッポンの「七不思議」
2. なぜ、盛大に「お正月」をお祝いするの?
その年の始まりを意味する、新年最初の行事「お正月」。日本では1月1日〜3日までを「三が日」、1月7日までを「松の内」といい、その期間がお正月とされています。
お正月といえば、大みそかの「年越しそば」から始まり、「除夜の鐘」や「初詣」、「おせち料理」などイベントが盛りだくさんですよね。1年のなかでも長期休暇が設けられているため、ゆっくりできる期間でもあります。
しかし、アメリカ出身のかたによると「なぜ日本人はお正月を大切にするのかが分からない」のだとか。
「アメリカでは日本のように新年を数日間にわたって祝うことはありません。12月31日はカウントダウンをしたり、花火が打ち上がったりしますが、休暇自体はクリスマスの方が長いです。なので日本に来たころはクリスマス休暇がなくてびっくりしました」(アメリカ出身)
アメリカでは日本と同じように毎年12月31日にカウントダウンを行い、新年を祝います。しかし、日本のように「盛大」に新年を祝うことはしません。なぜなら、お正月よりもクリスマスの方が重要だからです。
さらにアメリカだけでなくヨーロッパ各国でも、お正月を日本のように祝う国は少ないのだとか。
「フランスでは、大抵の人にとってクリスマスは休日です。フランスのクリスマスが日本のお正月で、日本のクリスマスがフランスのお正月みたいに重要度が逆になっていると思いましたね」(フランス出身)
クリスマスシーズンには学校や会社が休みになり、そのまま新年を迎えます。日本のように「三が日」が休みではなく、会社によっては1月2日から通常勤務が始まるところも多いのだとか。
「年が明けた瞬間にハッピーニューイヤーといい、お酒を飲んだり普段より良い食事をとりパーティーをします。
1月1日は友だちやパートナーの家で過ごしますが、ときには仕事にも行きます。1月2日や3日はあまり重要ではありません」(フランス出身)
このようにアメリカとフランスでは、お正月よりもクリスマスの方が大切といわれています。さらに、日本と同じアジア圏でもお正月にそこまで重きを置いていないところがありました。
「香港は1月1日は休みなんですけど、2日から普通に通勤・通学します。なのでみんな大体普通に休む日と変わらず過ごしていると思います」(香港出身)
このように同じアジア圏の香港でも1月2日からは普通に学校へ行ったり、働いたりすることも珍しくないそう。
なぜなら香港や台湾、中国で重要なのは「旧正月」だからです。毎年、1月1日よりも旧正月を盛大にお祝いして、新しい年を祝うそうですよ。
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