外国人が日本の「スーパー」でショックを受けた10の理由
8. レジ打ちが速い!正確!美しい!/フランス出身
「日本のスーパーのレジ打ちに驚いた」と話すのは、フランス出身の男性。
「レジ打ちがスピーディーで正確!打った品物を新しいカゴに入れる並べ方も美しいし、毎度見入ってしまう!」(フランス出身)
確かに経験の長いキャッシャーさんは、無駄のない動きで的確に商品をスキャンしていく姿がとてもかっこいいですよね。
日本ではどこのスーパーでも「スピード感」や「正確さ」を重視してレジ教育をおこないますが、フランスのキャッシャーさんはちょっと違うのだそう。
「フランスのスーパーは、レジにお会計待ちの客が行列になっていても、気にせずのんびりマイペース。しかもお会計間違いも結構あるから、レシートチェックは欠かせないよ(笑)
ラッシュ時にレジで30分待ちは日常茶飯事だから、お会計待ちのお客さんと話し込んだりする人も多い」(フランス出身)
同じレジ打ちでも国によってこんなに違うんですね。そんな光景が当たり前になってくると、お客さんも慣れてしまうみたいです。
そして日本のきれいに陳列された商品棚や欠品の少ない売り場は、他の国のかたからも評価する声が多く聞かれました。
「売り場の陳列の仕方や間違いのない値段表記をみても、あらゆる面において日本人の几帳面さと正確さ、真面目さが表れているよね」(アメリカ出身)
9. ポイントカードにレジ袋、お会計が忙しすぎ!/中国出身
中国・吉林省出身の女性は日本在住歴5年と、日本のスーパーにも慣れた様子。ですが、お会計の際にレジでのコミュニケーションが大変と嘆いていました。
「せっかくキャッシュレス決済で簡単に済ませても、ポイントカードとか駐車券とかいろいろ聞かれて大変!お得なサービスだからありがたいんだけど、店員さんもたいへんですよね…」(中国出身)
確かに、レジでのやりとりはどんどん増えてきていますよね。支払いは現金か否か、ポイントカードや駐車券はあるか、箸はつけるか、ドライアイスは必要か、などなど…。
2020年7月からはレジ袋削減の取り組みも始まり、さらに質問事項が増えてしまいました。慣れた店ならなんとかなりますが、これが日本語に慣れていない外国人ならてんやわんやです。