外国人が日本の「スーパー」でショックを受けた10の理由
10. 店員さんの親切・丁寧な接客に感動/タイ出身
最後に紹介するのは、タイ出身の男性からのエピソードです。
「店員さんに商品の場所を聞いたら、目的の商品が置いてある場所まで案内してくれた。広い店内の商品の場所を把握しているのも素晴らしいし、なにより丁寧で親切な対応をしてくれたのがうれしかった」(タイ出身)
日本のスーパーではよくある光景しれませんが、商品の場所を教えるだけでなく、目的の場所まで案内してくれるのはありがたいホスピタリティですね。
一方でタイのスーパーの店員さんは、そこまで親切ではないのだとか。
「タイのスーパーの店員さんは、仕事中でもスマホのチャットや動画を見ているし、声を掛けても聞こえないふりをしたり面倒くさそうに対応する人が多いです(笑)目的の商品を探しもしないで『ない』と適当に答えるし。あまり信頼できないよ」(タイ出身)
なお、日本の接客サービスについては他の国の方々からも「衝撃を受けた」との声が多く聞かれました。
「常に笑顔で丁寧なんて、母国では考えられない(笑)お客も店員も対等な立場だと思うし、もっと力を抜いてもいいんじゃない!?」(中国出身)
「店員さんの愛想がよく身なりがとてもきれい。横を通っただけでお辞儀してくれるし、店が時間通り開くだけでもすごいのに!」(イタリア出身)
親切・丁寧な接客は、日本ならではの「おもてなし」の文化。海外からすると「気を遣わないで大丈夫!」と思われてしまうこともあるようですが、いつも親切に接してくれるとうれしい気持ちになりますよね。
利用者のことを考え、商品を入荷し、陳列し、接客する。一連のおもてなしの精神こそが、顧客満足度へつながっているのかもしれません。
今回は、外国の方々からみた日本のスーパー事情を紹介しました。皆さんがよく行くスーパーもきっと素敵な一面があるはず。意識してみたら、もっと通いたくなるかもしれませんね。
- 参考:スーパーマーケット販売統計調査資料(PDF),お弁当・お惣菜大賞2020
- image by:Atiwat Witthayanurut/Shutterstock.com
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