自然の中で一日遊べる!あやべ温泉に“難しすぎる”迷路が誕生
京都府綾部市の中でも自然豊かな上林(かんばやし)地区にある「あやべ温泉」に、2021年3月28日にオープンした大型迷路「迷宮 二王門迷路」。あやべ温泉に迷路? しかもこれが“かなり難しい”と聞き、KYOTOSIDEスタッフは早速リサーチしてきました!!
隠し扉やアスレチックもある巨大迷路に挑戦!
あやべ温泉は、京都縦貫自動車道「京丹波わちIC」から国道27号線で約30分。君尾山(標高582m)の麓にあり、府内でも有数の成分を誇る天然温泉が湧く施設です。こちらに今年の3月、「迷宮 二王門迷路」がオープンしました。
それがこちら!1,400平米の敷地内は4ブロックに分かれていて、Aブロックは一般的な迷路、Bブロックは忍者屋敷のように隠し扉などがある迷路、Cブロックはアスレチック要素のある迷路、DブロックはA~Cが合体した迷路となっています。
受付で料金を払い、このようなポストカ―ドをもらいます。
各ブロックの最終地点に置いてあるスタンプを押しながら進むのだそうです。どんな絵が完成するのか楽しみ~!※撮影時だけマスクをはずしています。
余裕、余裕~!と思ってスタートしたのですが、Aブロックもまだ通過していない時点で、早くもこれは大変そうだという気配がしてまいりました…。
最大の難関は写真でお分かりいただけますでしょうか……。壁の色や形が全て同じということ。同じ色形なので、さっき通ったところがどこだか分からなくなるのです。ですから現在地を把握するには上を見上げて赤い屋根の塔か山を目印にするしかないのです。これは大変…かも…。
でもパネルが全て木材というのも、ぬくもりがあっていいですね。これらの木材は全て京都府産のもの。基礎以外は釘を1本も使わず、木を組み合わせて作られています。
これらを組み立てたのは地元のかたを中心としたボランティアさんたち。雪が降る前の昨年11月に、数回に分けて組み立てたのだそうです。
やっとAブロック(一般コース)が終了。スタンプをゲットしました!Aブロックでこれだけ手こずったのだから、これから先、どうなるのでしょう。でも楽しみ!
ちなみに「もう絶対、無理! ギブアップ」というかたは1ブロックごとに「リタイア出口」が設けられているので、こちらから退出を。というか「リタイア出口」を設けなくてはいけないほど、難しいということですね。
Bブロックは前情報によると隠し扉があるそうなのですが、一見、扉がどこにあるのか分からないのです。
しかも、ややこしいことにダミーの扉も入っているので騙される~!
それでもなんとかBブロック(隠し扉コース)を突破し、Cブロック(アスレチックコース)へ。ここまでかなり行ったり来たり、曲がったりたのに、さらにアスレチック要素がプラスされるわけです。体力も消耗していきます……!
なんとかCブロック突破!!プレートに書かれたやさしいお言葉、ありがとうございます。ここから、ずっと見ていた赤い屋根を目指します。
行ったり来たりしながらも塔に到着!景色がさいこー!桜や新緑、紅葉の時期は、とてもきれいだろうなー。
残すはゴールのみ。あともう少しなのに簡単には突破させてくれません。あと少し!という焦る気持ちがさらにゴールを遠ざけるのです。奥深い……。
というわけで4ブロック制覇。無事にポストカードも完成しました。いや~、なかなか体力を使いました。普段、運動をしていない大人は筋肉痛覚悟で挑んでください!
実のところ訪れる前は「迷路~?1回行ったら答えが分かっちゃうから、1回しか行かないよね…」なんて思ったのですが(失礼)、大変、申し訳ありませんでした。この迷路は1回、行ったからといって次からスイスイ通過できないと思います。
しかも聞くところによると取材の翌日、さらに難しくすべく改良が加えられたそうです……!一体、どんなことになってしまうのでしょうか。
【point】
服装は動きやすいもので。日差しが強い日は帽子があるといいですね。そして事前にトイレにいって、ドリンクを持っていくのがおすすめです!