まるで龍の目。謎に包まれた激レアな絶景「八幡平ドラゴンアイ」の魅力

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2022/05/01

「八幡平ドラゴンアイ」へのアクセスは?

「十和田八幡平国立公園」image by:Shutterstock.com

ドラゴンアイを生み出す鏡沼が位置しているのは青森県、秋田県、岩手県にまたがる「十和田八幡平国立公園」の八幡平地域。火山の噴火によって形成された沼がいくつもあり、鏡沼もそのなかのひとつです。

国立公園として整備されているため、アクセスは比較的簡単。秋田県の玄関口でありJR盛岡駅から八幡平観光の拠点となる「八幡平山頂レストハウス」までは、バスで約2時間ほどの道のりです。盛岡市を拠点にしてドラゴンアイ観光を楽しみたい方はバスを利用すると良いでしょう。

麓の八幡平市ではドラゴンアイを見に行くツアー付きのプランを提供しているホテルやバスツアーなども出発していますので、車が運転できなくても安心です。

八幡平山頂レストハウスから徒歩約15分!

「八幡平アスピーテライン 雪の回廊」image by:Shutterstock.com

八幡平山頂レストハウスには駐車場も完備されています。1日500円の有料駐車場と、少し離れた場所にある無料駐車場があるので都合の良い方を選びましょう。

レストハウス内は自然散策路のマップや観光情報コーナーなど八幡平を楽しむための情報が盛りだくさん。軽食コーナーや休憩所、売店もあるのでぜひ立ち寄りましょう。ドラゴンアイはレストハウスから徒歩で約15分ほどの所に位置しており、あちこちに標識が立っていますので、迷う心配はありません。

ただし、ドラゴンアイの見られる5月下旬から6月上旬までの間はまだ雪が残る季節です。足元は必ず歩きやすい靴で出かけるように注意しましょう。できれば雪道用の長靴がベストです。防寒対策もしっかりと!

本当に龍の目のよう!巨大なドラゴンアイ

「八幡平ドラゴンアイ」image by:Shutterstock.com

徒歩で約15分ほど歩いた先、開けた場所に姿を表すのがドラゴンアイ。その日の天気や雪解けの状態によって見られる姿が変わりますが、晴れや日、雲のない日であれば真っ青に輝く光景を望めることでしょう。

この青さは空の色を反射したものですが、雪解け水に濁りがないのも重要。雪溶け初めのころが最も深い青色に輝くといわれています。

やっぱり青色に輝く日が最も美しいんだろうな…と思いがちですが、少し曇りの日のグレーがかったドラゴンアイも見ものです。本当に龍の目のような神秘的で迫力ある光景が見られます。


直径およそ50mの鏡沼ですが、周辺には雪が残っているので沼と陸との境目が目で見て分かりません。沼に近づくことは禁止されているので、必ず少し離れた場所から鑑賞するように注意しましょう。

ドラゴンの涙といわれる「メガネ沼」

「メガネ沼」image by:Shutterstock.com

美しいドラゴンアイ、鏡沼の周辺には噴火によってできた沼がいくつもあります。ぜひ「ドラゴンの涙」と呼ばれる「メガネ沼」へ足を伸ばしてみてください。

メガネ沼は、鏡沼から徒歩ですぐの場所に位置している、エメラルドグリーンに輝く水辺です。

ふたつの火口が繋がってメガネのように見えることからこう呼ばれていますが、空高くから見てみるとドラゴンアイからこぼれ落ちた涙のように見えるので最近では「ドラゴンの涙」と呼ばれることも。この季節だけ青と緑の輝きを一度に楽しめるのでぜひ散策してみましょう。


出会えたら強運!ドラゴンアイを見に行こう

image by:Shutterstock.com

大きなドラゴンを見た!そんな気にさせてくれる鏡沼のドラゴンアイ。とてもレアな絶景を求めて、ぜひ八幡平へと出かけてみませんか。大自然のなかで見る絶景は、心を癒やす旅になること間違いありません。

不思議なドラゴンアイからたくさんのパワーがもらえる旅は一生の思い出になるはず。新型コロナ収束後は、ぜひ足を運んでみましょう。

  • 鏡沼(八幡平ドラゴンアイ)
  • 秋田県仙北市田沢湖玉川
  • 公式サイト
  • image by:秋田県観光連盟
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
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大学時代にドイツへ1年間留学。卒業後は旅行・グルメ・恋愛系のライターとして活動中。大好きなハンバーガーとビールのために、休日はボルダリングとヨガで汗を流す。

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