日本の「夜の性活」がスゴすぎる!外国人が驚いた情交ワードPart.2
「情痴」
赤池:次はちょっと趣向を変えてみますね。皆さんは「情痴(じょうち)」はご存じ?
ホフ:初めて知りましたね。なんだか「痴」が入っていると、どこか色っぽい印象を受けます。
吉川:わたしも知らないです。
赤池:goo辞書で意味は「愛欲のために理性を失うこと」ですって。
ホフ:まるで『愛の流刑地』じゃないですか。妻以外に夢中になったことがないけど、いつか使うときがくるのかな?
「寐る」
吉川:続いてはですね、難しいですけど「寐る」です。ちょっと初見だと読めないかもしれないですね。
ホフ:こんな難しい漢字は初めてみました。
赤池:大丈夫です。20数年間日本人をやっていますけど、わたしも初めてです。
吉川:読み方は「ねる」ですね。
ホフ:意外と簡単な言葉だった(笑)
吉川:「一緒にベッドを共にする」そのままの意味みたいですけど、いまはこの漢字を使うことはほとんどないですね。
赤池:でも、もしかしたら椎名林檎さまの歌詞に出てくるかもしれないから、そのときのために覚えておいたほうがいいですね。
「遊牝む」
吉川:椎名林檎さまが歌詞のなかで使いそうな漢字でいうと、「遊牝む」とかかな。これ、読めますか?
ホフ:「牝馬(ひんば)」の「牝」の漢字があるから、ゆうひむ…?全然わからない。
吉川:正解は…「つるむ」です。歌詞検索したらありそうですけどね。
赤池:ためしにザックリ検索してみましたが、なかったです。
吉川:意味は動物的なんですけど、goo辞書によると「雄と雌とが交尾する」です。
ホフ:あ〜だから、「牝」の字が入っているんですね。
「同衾」
吉川:「同衾」これも難読です。
ホフ:麻雀の「發(はつ)」みたいですね。
赤池:たしかに。でも、情交ワードに思えないです。漢文とかに出てきそう。
吉川:読み方は「どうきん」です。かなり古い言葉ですけど、我らが夏目漱石さまの『吾輩は猫である』に出てくる言葉ですよ。
ホフ:へ〜!そうなんですね。
赤池:昔の小説にはいろんな言葉が出てきておもしろいですよね。ちなみにコトバンクを参照してみると意味は「一つ夜具のなかにともに寝ること」ですって。さきほどの「枕を交わす」よりも、隠喩がきいた感じなのかしら。
「慇懃を重ねる」
吉川:もう漢字を見ただけでギブアップ。全然読めないんだけど!漢字クイズになってません?(笑)
赤池:読み方は「慇懃(いんぎん)を重ねる」で、意味は「非常に親しく交わること」です。慇懃という言葉には「真心がこもっていて、礼儀正しい」という意味があるみたいですね。
ホフ:「あだ事」と比べると、真面目なお付き合いってイメージかな。