「もったいない」はもう古い?海外で通じる意外な日本語ランキング

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2021/06/09

第3位「変態」55票

image by:DANIEL CONSTANTE/Shutterstock.com

3位には「変態(HENTAI)」がランクインしました。意外な日本語が世界に広まっているのかと思うと、少し笑ってしまいますよね。

この言葉は、goo国語辞書によると「形や状態を変えること」や「性的倒錯があって、性行動が普通とは変わっている状態」などの意味があるとされています。

日本でもこのような意味合いで使われることが多々ありますが、実は海外では少し違った意味で浸透しているのです。

ちなみに英語では後者の意味で「pervert」という言葉があり、ほかの国でも「変態」を意味する単語が存在している様子。

しかし日本語の「HENTAI」は、日本のマンガやアニメ、ゲームなどのアダルト作品を意味します。このように2次元のポルノ作品を指すため、日本とは少し違った意味で浸透しているみたいですね。

第2位「残業」57票

image by:Shutterstock.com

続いて2位は、なんと「残業(ZANGYO)」がランクイン。数年前、日本国内でのオーバーワークによる「過労死」が海外メディアでも多く取り上げられた際、この言葉も注目されていたみたいですね。

日本では、職種によって異なりますが「仕事が終わらないから」という理由で残業することも少なくありません。

もちろん海外諸国でも残業が発生することはありますが、国によっては常態化していないようです。

そして残業とは、イレギュラーで行うものや給料が割増で支払われるものを意味し、残業が発生する場合は前もって知らされることもあるのだとか。


第1位「ひきこもり」71票

image by:Shutterstock.com

そして今回、1位に選ばれたのは「ひきこもり(HIKIKOMORI)」という日本語でした。

厚生労働省の公式サイトによると、「仕事や学校にいかず、家族以外の人と交流をほとんどせず、6カ月以上自宅にこもっている状態のこと」を意味します。

2018年度に内閣府が行った実地調査によると、満40歳から満64歳までのひきこもりの出現率は1.45%。推計数は61.3万人とされています。

これは海外でも大きく取り上げられ、日本のような小さな国に多くのひきこもりがいるという驚きから、そのままの言葉が海外で定着したようです。さらに日本だけでなく、海外でも社会問題として注目され始めているのだとか。

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