『青天を衝け』ファン必見!都内にある「渋沢栄一」ゆかりの地6選

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2021/08/07

東京23区を代表する存在のひとつであり、物産・歴史・芸術・文化など観光地としても大きな魅力を持つ千代田区

なかでも、日本の歴史において重要な局面を担った人物の「ゆかりの地」としても、見逃せない場所が目白押しです。

現在放送されている大河ドラマ『青天を衝け』の主人公といえば渋沢栄一。「近代日本の父」として名を馳せ、次の1万円札の顔として選ばれている氏にまつわる地も、千代田区には多く存在しています。今回は、そのなかから6つの名所をご紹介します。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

東商渋沢ミュージアム

image by:PR TIMES

その生涯において、なんと約500社もの会社の設立、または経営に携わった渋沢栄一。

そんな渋沢が創立したうちのひとつが「東京商工会議所」であり、渋沢の「人生が分かるミュージアム」として、同所内に作られたのが「東商渋沢ミュージアム」です。

初代会頭も務めていた渋沢が、どのようにして「日本経済の父」と呼ばれるまでになったのかを辿るミュージアム内には、直筆の書物など、氏への知見が大いに深まる多数の展示が。行われています。入館も無料のため、ぜひ足を運びたいスポットです。

  • 場所:東京都千代田区丸の内3-2-2 丸の内二重橋ビル6階
  • アクセス:東京メトロ千代田線「二重橋前駅」直結 都営三田線 東京メトロ日比谷線・千代田線「日比谷駅」直結
  • 休館:土・日・祝日
  • 千代田区観光協会公式ページ

東京商工会議所

image by:PR TIMES

1878年、渋沢栄一らによって「東京商法会議所」として創立された「東京商工会議所」。フランス・マルセイユで1599年に誕生した「商業会議所」が起源とされ、商工業にまつわる改善や発展を担う公益経済団体です。

その機能は多岐に渡り、簿記やプログラミング、カラーコーディネーターなどの検定試験なども実施されています。この館内1階に、43歳の渋沢を撮影した写真を元に制作された「渋沢栄一像」が展示されています。

  • 場所:東京都千代田区丸の内3-2-2 丸の内二重橋ビル
  • アクセス:東京メトロ千代田線「二重橋前駅」直結 都営三田線 東京メトロ日比谷線・千代田線「日比谷駅」直結
  • 休館:日・祝日

帝国ホテル 東京

image by:PR TIMES

1890年に創業された、日本を代表するホテル「帝国ホテル東京」。来日した要人たちの滞在のため、渋沢が発起人総代として誕生しました。日本におけるホテル文化を最も早く体現した場所のひとつです。


現在でも「ホテルオークラ」「ホテルニューオータニ」と合わせて「御三家ホテル」と呼ばれ、外資系ホテルもひしめきあうなかでトップクラスの存在感を放っている同ホテル。

重厚感あふれるホテル内で、渋沢の偉業を想いながら伝統のスイーツなどを味わってみては。

  • 場所:東京都千代田区内幸町1-1-1
  • アクセス:東京メトロ「日比谷駅」A13出口すぐ
  • 公式サイト

東京女学館発祥の地

image by:PR TIMES

1887年に皇室より賜った土地へ、伊藤博文や岩崎弥之助らと共に「東京女学館」を設立した渋沢。教育目標に「高い品性を備え、人と社会に貢献する女性の育成」を掲げ、小学校~高校まで一貫した教育が行われています。

女子の中等教育がまだ重要視されていなかった当時、その必要性を認識し、設立へと動いたことで、現在に至るまでその理念が維持されています。

関東大震災後に現在の広尾へと移転したことから、この地には「東京女学館発祥の地」のレリーフが残されています。

  • 場所:東京都千代田区永田町2-18 衆議院参議院議長公邸外側石垣
  • アクセス:東京メトロ「永田町駅」「赤坂見附駅」8番出口から徒歩約3分

帝国劇場

image by:PR TIMES

最後の将軍として名高い徳川慶喜の元で働いていた渋沢は、明治維新を前にフランス・パリで行われたパリ万博へと派遣されました。

そこで驚異的な文明の発達を目の当たりにし、日本でも芸術を庶民が気軽に楽しめるようにと考えるようになったといいます。

その想いを持ち続けた渋沢は1911(明治44)年、ルネサンス建築様式を取り入れた日本初の西洋式演劇劇場として「帝国劇場」を設立。現在に至るまで数多くの演劇が上演され、2021年に110周年を迎えています。

  • 場所:東京都千代田区丸の内3-1-1
  • アクセス:都営三田線「日比谷駅」下車徒歩すぐ
  • 公式サイト

常盤橋公園

image by:PR TIMES

かつて、江戸城外郭の正門として重要な位置付けだった常盤橋。1877年(明治10)年に木橋から近代的な石造橋へと作り変えられました。

関東大震災で甚大な被害を受けたのちに放置されていたところを渋沢が復興へと尽力し、元の美しい姿を取り戻しています、

2011年の東日本大震災で打撃を受け、2021年に再び復活した常盤橋のほど近くに広がっているのが「常盤橋公園」です。一帯が復興するための大きな立役者となった渋沢の堂々たる姿が再現された「渋沢栄一像」に出会うことができます。

  • 場所:東京都千代田区大手町2-7-2
  • アクセス:東京メトロ「大手町駅」A4・A5出口から三越前方向に400m

千代田区のさまざまな場所で出会うことができる、渋沢栄一の大いなる功績。新型コロナ収束後には、世界と渡り合える日本の礎を作り上げた渋沢の足跡をめぐり、その異業へと思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

  • source:PR TIMES
  • image by:kuremo/Shutterstock.com
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
  • ※記事タイトルに誤りがあったため修正しました(2021/08/13)。
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大学時代にドイツへ1年間留学。卒業後は旅行・グルメ・恋愛系のライターとして活動中。大好きなハンバーガーとビールのために、休日はボルダリングとヨガで汗を流す。

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