なぜ韓国人はクサくないの?日本と少し違う、韓国の「一般常識」
韓国では語学ができないと昇進できない?
日本では、義務教育の期間中に「英語」を学びますよね。義務教育を終えてからも学ぶ機会はありますが、語学のスキルは人それぞれ。
それに対し、韓国では会社によって語学のスキルが昇進する条件のひとつに数えられている場合があります。
とある企業では、TOEICなど外国語の資格の点数が重要視されており、昇進するためには、英語や日本語、その他の言語のいずれかで一定以上のスコアを取らなくてはなりません。
業務上外国語を使用しない部署だとしても、語学のスキルが求められており、比較的習得しやすい日本語を選ぶ人も多いようです。
また、日系企業で働いている人も、昇進するために日本語のスピーキング能力を測る試験「SJPT」や「JPT」でスコアを取得する必要があるため、それを目標に日本語教室に通う人が多くいます。
韓国の多くの企業では、年功序列が廃止され、成果を出す人や条件を満たす人から昇進していく社会になっているそう。そのため仕事と語学の勉強を両立する人たちが増えているみたいですね。
韓国ではTOEIC700点以下はマイナスイメージ?
そもそも韓国は日本よりも超学歴社会です。大学受験で人生が決まるといっても過言ではないほど、とても重要視されており、現地のカフェなどを訪れると勉強中の学生をすぐに見つけることができます。
期待されるレベルもとても高く、なかにはTOEICのスコアを記入する際、文系なら800点、理系なら700点以下ならむしろマイナスイメージになるので書かない方がいいこともあるのだとか。
また、先ほどの昇進の話にもあったように、社会人になってもスキル向上を目標に語学の実力を伸ばすために、塾に通う人も多くいます。
社会人の場合、会社が授業料を負担してくれることもあるみたいですが、会社が負担してくれなくても個人的に習っている人も少なくないそう。
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