いよいよ、秋の一大イベントといえる本格的な紅葉シーズンの到来。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言も明け、紅葉狩りを計画しているかたも多いかもしれません。そんななか、大自然に恵まれた福島県で新たな紅葉の名スポットが誕生しました。

福島県北塩原村の「グランデコリゾート」が新たに運行を開始した「裏磐梯紅葉ロープウェイ」が、磐梯朝日国立公園に広がる絶景を最も美しく堪能できると早くも話題に上っています。空中散歩の魅力について、その詳細をチェックしてみましょう。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

15分間の空の旅。燃えるような紅葉と絶景を眼下に優雅なひとときを

JR猪苗代駅からバスでおよそ40分ほどに位置する「グランデコリゾート」。最長滑走距離4,500mを誇り、国内屈指の「神雪」に出会えると人気を集めているスキー場「グランデコスノーリゾート」を皮切りに、さまざまな施設が集中した一大リゾート地です。

ドラマ『北の国から』の脚本家として著名な倉本聰氏が塾長に就任している自然塾「富良野自然塾　裏磐梯校」、標高1,040mに位置し「裏磐梯で一番星空に近いホテル」と名高い「裏磐梯グランデコ東急ホテル」など、滞在しても楽しめる施設が目白押し。

そんなリゾート地を舞台に、夏期と秋期に運行を行っている「裏磐梯ロープウェイ」。秋は9月下旬ごろからスタートし、10月下旬までのおよそ1カ月半に渡って、磐梯朝日国立公園に広がる絶景の紅葉を満喫することができます。

その景色には、磐梯山を含めた「日本百名山」に選出されている3つの山々や猪苗代湖など、雄大な自然の姿と共に紅葉が広がる圧巻のもの。この景色を求めて、毎年約1.5万人もの観光客が訪れるという大人気スポットでもあります。

標高1,010mに位置する山麓駅を出発し、標高1,390mの山頂駅へと、距離にして2,392m、標高差はなんと380mに。時間は片道15分という、スピード感がありながらもじっくりと景色を楽しめるペースです。

ロープウェイと合わせて人気を集めているのが、山頂駅から片道約20分の「デコ平湿原コース」と、山頂駅から片道約60分の「百貫清水コース」という2パターンのトレッキングコース。

百貫清水コースは「名水百選」に選出された「小野川湧水」や、ブナの原生林に出会うことができ、自然をより深く堪能できるルート。デコ平湿原では、アキノキリンソウやエゾリンドウなどの秋らしい植物を紅葉と共に発見でき、魅力的なルートとなっています。

ロープウェイの山頂駅のほど近くには、なんと足湯も。トレッキングで疲れた後に、癒しのひとときを過ごすことができます。目の前に広がる磐梯山を眺めながらの足湯は格別です。

ロープウェイの周辺には、紅葉スポットも数多く点在。「五色沼湖沼群探勝路」は、同様にトレッキングに勤しむ人たちに大人気の紅葉スポットです。毘沙門沼ではボートを借りることも可能。湖の水面に紅葉が反射する絶景に出会うことができます。

また、磐梯町から北塩原村へと全長17.6kmに渡って続く「ゴールドライン」、北塩原村から猪苗代町へと続く全長13.1kmの「レイクライン」も、隠れた紅葉スポット。

磐梯山を通過する車内から紅葉を鑑賞できるゴールドラインと、「中津川渓谷」へもアクセスできるレイクラインを制覇すれば、パーフェクトな秋の紅葉狩りになりそうですね。

秋だからこそ出会える絶景を、最も最高の状態で眺めることができる「裏磐梯紅葉ロープウェイ」。東北を代表する紅葉の名所へ、冬が訪れる前にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

• source:PR TIMES
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