「日本三大酒どころ」のひとつ、風情あふれる広島・西条の蔵元めぐり

Array
2021/11/11

大吟醸酒の先駆け的存在「賀茂鶴酒造」

image by:シカマアキ

最も大きな敷地を要する「賀茂鶴酒造」は、1873(明治6)年創業。賀茂鶴酒造は、大吟醸酒の先駆け的存在で、1958(昭和33)年に「大吟醸特製ゴールド賀茂鶴」を発売したことで有名です。

image by:シカマアキ

国の登録有形文化財指定の1号蔵に麹室などを再現した見学室オリジナルスイーツ蔵元限定の日本酒飲み比べなど、各蔵元のなかで展示や販売が最も充実しています。

  • 賀茂鶴酒造 見学室直売所
  • 広島県東広島市西条本町9-7
  • 082-422-2122(代表)
  • 定休日:お盆・年末年始など(酒まつり前など臨時休業あり)
  • 平日9:00〜18:00、土日祝 10:00〜18:00(入場17:45 まで)
  • 公式サイト

広島でレアな辛口酒「亀齢酒造」

image by:シカマアキ

亀齢酒造」は、その名を「亀は万年」から長命と繁栄を願って付けられた蔵元。広島の酒といえば甘口が多いなか、辛口・すっきり・喉ごしの旨さが特徴です。

image by:シカマアキ

併設の「万年亀舎(まねきや)」では、日本酒をはじめ酒粕石鹸などオリジナルグッズが充実。亀のはく製など「亀」グッズや酒造りの道具といった展示も見ものです。

  • 亀齢酒造
  • 広島県東広島市西条本町8
  • 082-422-2171
  • 定休日(万年亀舎):なし(不定休)
  • 万年亀舎:平日9:00〜16:00、土日祝10:00〜16:00
  • 公式サイト

女酒と干支ボトルが特徴の「福美人酒造」

image by:シカマアキ
image by:シカマアキ

全国に優秀な杜人を育てて送り出し、西條酒造学校とも呼ばれる「福美人酒造」は、1917(大正6)年創業。

口当たりのやさしい「女酒」の代表格であり、年末の風物詩である干支ボトルの出荷数は日本一を誇ります。広島東洋カープ「元祖たる募金の樽」や歴代首相「國酒」色紙などの展示も。

  • 福美人酒造 恵比寿庫(えびすぐら)
  • 広島県東広島市西条本町6-21
  • 082-423-3148
  • 定休日:不定休
  • 平日8:30~16:00/土日曜・祝日9:00~16:00
  • 公式サイト

純米酒の人気が高い「賀茂泉酒造」

image by:シカマアキ

賀茂泉酒造」は、米と米こうじのみで造る純米酒メーカー。1912(大正元)年創業で、芳醇な味わい、純米酒特有の山吹色の日本酒は全国にファンがいる蔵元です。

image by:シカマアキ

旧広島県醸造試験場西条清酒醸造支場を改修した「酒泉館」でグッズなども販売。お酒に関する書籍、藍染めの作品や紹介パネルなどの図書館もあります。


  • 賀茂泉酒造
  • 広島県東広島市西条上市町2-4
  • 082-423-2118
  • 公式サイト

いま読まれてます
エアトリ 憧れの北欧。デンマーク・コペンハーゲンで暮らすように旅をする
「日本三大酒どころ」のひとつ、風情あふれる広島・西条の蔵元めぐり
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TRiP EDiTORの最新情報をお届け
TRiPEDiTORオフィシャルメルマガ登録
TRiP EDiTORの最新記事が水・土で届きます