【日本酒・焼酎・ビール】京都発!2021年に飲みたいおニューなお酒

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2021/01/20

おうち時間が長くなるこの冬。料理のお供にもぴったりな、京都の新しいお酒はいかがでしょう?それぞれに個性が光る逸品ばかりの編集部おすすめ3品をご紹介します。

与謝野町産フレッシュホップを使用したリッチなクラフトビール

ASOBI(かけはしブルーイング)

与謝野町の風景やストーリーを盛り込んだおしゃれなラベルにも注目 image by:かけはしブルーイング

山・川・海の豊かな自然に恵まれた京都府北部の与謝野町。この町では、2015年からビールに苦みや香りをもたらすホップの栽培が行われています。

栽培開始当初は年間100キkgほどの収穫量でしたが、2020年には約2トンの量を獲れるほどまで成長しました。この京都・与謝野町産のホップを使ったビールが、今回ご紹介するかけはしブルーイング『ASOBI』です。

農家さんが一つひとつ手摘みをした与謝野町産ホップ image by:かけはしブルーイング

一般的にビール造りには、「ペレットホップ」と呼ばれる粉砕・圧縮成形された加工品を用いますが、ASOBIでは採れたてに近い状態の与謝野町産フレッシュホップを使用。

ひとつひとつ手摘みを行い、生のまま真空冷凍をしているため、加工ホップに比べてもみずみずしく、より新鮮な香りを楽しめるのだそうです。スッキリとした後味もあって、食事にも合わせやすいのも魅力的ですね。

天橋立の景観破壊や悪臭の原因となっている牡蠣 image by:かけはしブルーイング

かけはしブルーイングを手掛ける(株)ローカルフラッグの濱田さんによると、このビールは「飲めば飲むほど地球環境問題に貢献できる」ビールを目指しているのだそうです。

ビールのラベルにも描かれている天橋立は、生活排水流入と内海の海流の流れの悪さによる海の富栄養化が起こり、牡蠣が大量繁殖し社会問題化しています。一部では牡蠣殻が島を造るまで増えてしまい、美しい天橋立の景観を損ねてしまうだけでなく、悪臭の原因にもつながっているのだそうです。

そこで、かけはしブルーイングでは、ビールの硬度調整用の資材としてこの牡蠣を使用。また、岡山県にある吉備国際大学農学部醸造学科と協同研究プロジェクトを組み、牡蠣の殻を使った濾過材の開発にも着手しているそうです。将来的にはASOBIを飲めば飲むほど天橋立の環境保全につながる可能性が高まります!

深い琥珀色が特徴的なASOBI。爽やかな香りと十分な飲み応えにきっと大満足! image by:かけはしブルーイング

ASOBIは、かけはしブルーイングのネットショップで販売中です。美しい天橋立に思いを馳せながら、フレッシュホップの華やかな香りを楽しんでみてください! 


■■INFORMATION■■
ASOBI
【価格】
4本セット 2,860円(税込)※配送料は別途要
ASOBI – 4本セット

【問い合わせ】
かけはしブルーイング(株式会社ローカルフラッグ)
TEL:050-5383-5587
住所:京都府与謝郡与謝野町字男山119-5

KAKEHASHI BREWING公式ホームページ

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