絶景が待つ「ロットネスト島」で、雄大な自然と野生動物に出会う旅
島の歴史に欠かせない、アボリジナルとの関わりも学べる
ロットネスト島が歩んできた歴史も知っておきたいところ。オランダの探検家が1696年に島へ上陸し、1830年代のイギリス植民地時代はアボリジナルの囚人用の流刑地に。
その後、1917年に国立公園として一般開放されたものの、島の一部は1984年まで海軍の施設として利用されていました。
アボリジナルとの関わりは、島の歴史に欠かせません。ヌガー族の末裔がガイドを務めるツアーでは、砂を使った儀式、アボリジナルが信仰する「ドリームタイム」の話、伝統的な歌やヌガー族の言葉を学ぶことができます。
1857年に建てられ、2020年にリニューアルした「ワジュマップ・ミュージアム」では、アボリジナルに関するさまざまな展示物が見られます。
島の歴史から芸術文化まで学ぶことができる貴重な施設です。
- Wadjemup Museum
- Digby Dr, Rottnest Island, WA 6161, Australia
- 10:00〜15:30
- 公式サイト
じっくり滞在!グランピングやラグジュアリーホテルも続々開業
Discovery Rottnest Island
ロットネスト島には、パースからの日帰り観光が最も多いものの、島には環境に配慮したグランピングサイト、ラグジュアリーなホテルもあります。
「Discovery Rottnest Island(ディスカバリー・ロットネスト・アイランド)」は、島唯一のグランピングリゾートとして2019年に開業。
83棟のグランピングテントは、カップルや家族など滞在スタイルに合わせて選べ、環境にやさしい素材でエアコンなしでも風通しがいいエコテント、テント内に木やカンバスなどを使用しています。
併設するピンキーズ・ビーチ・クラブでは、インド洋とバサースト灯台という美しい眺めを楽しみつつ、新鮮な地元食材を使ったコンテンポラリー料理を味わうことができます。
- Discovery Rottnest Island
- Strue Road, Rottnest Island, WA 6161, Australia
- 公式サイト
Samphire Rottnest
2020年オープンのラグジュアリーホテル「Samphire Rottnest(サンファイア・ロットネスト)」は、全80室がバルコニー付き。
施設内に地産地消の地元食材を使用したメニューを提供するレストランをはじめ、ビーチクラブ、ラグーン風のプールがあります。ホテルから一歩でるとすぐ砂浜という絶好のロケーションも魅力です。
- Samphire Rottnest
- arefoot Boutique Accommodation 1 Bedford Ave, Rottnest Island, WA 6161, Australia
- 公式サイト
日本からの直行便も就航するパースに近い、インド洋に浮かぶロットネスト島。
美しい海を満喫するマリンアクティビティをはじめ、自然を楽しむハイキングやトレッキング、アボリジナルとの歴史、さらにリゾート滞在や地元グルメまで。世界の旅好きが注目する西オーストラリア随一のリゾート島です。
新型コロナウイルス収束後の旅行先として、ぜひチェックしておきましょう。
- source:西オーストラリア州政府観光局
- image by:西オーストラリア州政府観光局
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