世界に誇る日本遺産「八代地域」をめぐる注目スポット&絶品グルメ
食文化1.いぐさグルメ
畳の原材料としてのイメージが最も強い「い草」。日本におけるその生産量のうち、なんと約95%が熊本県によるもの、なかでもほとんどが八代で収穫されているということをご存じでしょうか。
「和のスーパーフード」として密かに注目を集めるほど、栄養豊富ない草。レタスの約60倍という「食べる食物繊維」という異名を持つほどで、粉末を練り込む「いぐさ麺」や、阿蘇の「小国ジャージー牛乳」に加えて作られる「畳アイス」などを味わうことができます。
食文化2.日奈久ちくわ
1409年に発見されたと伝わる名湯「日奈久温泉」の街で名物と名高い「日奈久ちくわ」。1883年に岩崎和兵衛が魚を原料にした素材を竹に巻いて売り出したのが始まりと言われ、現在も当時と同じく、店頭でグルグルと回りながら香ばしく焼き上げられています。
ハモ、グチ、エソ、イトヨリダイ、スケソウタラなどの魚をミックスして作る生地は、鮮度の良い上質なものだけを使用。ビールのおつまみにもぴったりで、熊本では大人気のお土産品としても知られています。
食文化3.生姜アイス
石橋の街・東陽町は、全国トップクラスの生姜の産地としても有名。「しょうがの里」ともいわれるほどで、そのままはもちろんのこと、生姜を使ったさまざまなグルメが楽しめるのも魅力です。
高級感たっぷりのゴールド×ブラックのパッケージも美しい「ジンジャー・アイスクリーム」は、地元の生姜をソース状にし、バニラアイスクリームに施したオリジナリティ溢れる一品。甘すぎないアイスと生姜の香りがベストマッチした絶品デザートです。
石から広がるさまざまな文化やグルメに出会うことができる日本遺産「八代地域」。石工たちが積み重ねてきた歴史を感じ、肥沃な大地で育まれたおいしさを味わうコアな熊本の旅へ、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。