東京23区のなかでも、東京駅や皇居、国会議事堂など、日本の中枢ともいえるスポット集中している千代田区。数々の歴史にまつわる出来事の舞台となってきた場所も多く、由緒正しき神社仏閣も多く点在しています。

今回はそのなかでも、名実共に必ず訪れるべきといえる神社を4カ所ご紹介します。東京の中心部で散歩をしながら気軽に訪れることができる名所たちについて、早速チェックしてみましょう。

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※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

有名神社がズラリ。コロナ禍での各種オンライン対応も

日枝神社

江戸時代のはじめに創建されたと伝わる「日枝神社」。何度か社地を変えるなか、1659年に第4代将軍の徳川家綱により、現在地へと遷座され、江戸城の裏鬼門にあたる場所を護る存在となりました。

徳川歴代将軍の産土神でもあり、「山王さま」と呼ばれ愛されてきた日枝神社では、縁結び、子授け、安産、厄除、方位除、商売繁盛、交通安全など多くのご利益を授かることができると言われ、現在も多くの人が訪れています。

国宝「太刀 銘則宗」をはじめ、10点以上にのぼる重要文化財なども奉納されており、東京でも有数の大社である日枝神社。

コロナ禍により一部閉鎖などが行われているものの、郵送で依頼する「お預かり祈祷」も実施されているため、遠方でも祈願することが可能です。

東京大神宮

1880年、有楽町の大隈重信邸に作られた「皇大神宮遙拝殿」を起源に、1946年より現在の名称となった「東京大神宮」。

主祭神の天照皇大神と豊受大神をはじめ、伊勢神宮の神々を祀ることから、親しみを込めて「東京のお伊勢さま」とも呼ばれています。

神前結婚式の創始神社としても著名な東京大神宮では「結び」の神々も祀られ、縁結びのご利益があることから「恋のパワースポット」と大評判。恋にまつわるお守りやおみくじなども豊富で、恋愛に悩む女性たちが足繁く通っているそう。

境内にあるハート型の「猪目模様」や、樹齢100年を超える御神木などを待ち受け画面にすると恋愛運が急上昇するとSNSでも話題に。

コロナ禍の対応として郵送による祈祷も行われており、伊勢神宮まで足を運ぶのが難しいというかたにもおすすめのスポットです。

神田明神

「江戸三大祭」のひとつである「神田祭」の舞台としても有名な「神田明神」。創建は730年ともいわれ、1300年近くもの歴史を誇り、本殿をはじめ、建造物のほどんどが国の有形文化財に登録されている江戸の総鎮守です。

縁結びの神「大己貴命」、商売繁盛の神「少彦名命」、そして平将門公が除災厄除の神として祀られ、家内円満や縁結びはもちろんのこと、商売繁盛や仕事運にご利益があるとして知られています。

2018年には神田明神文化交流館「EDOCCO」がオープンし、お土産や食事、カフェスペースなども大充実。

なかでもオリジナルドリンク「神社声援（ジンジャエール）」が大人気となっています。コロナ禍の対応として、オンラインでのお札やお守りの授与も行われています。

靖国神社

幕末の動乱期を経て1869（明治2）年に創建された「靖国神社」。戊辰戦争を皮切りに、国のために戦い、命を散らした247万柱近くの英霊たちを慰霊し、後世に伝承する場所として多くの人が訪れる名所です。

お正月だけで10万人が来訪するほどのスポットであり、春はサクラ、秋はイチョウの壮麗な光景が広がるなど、何度も足を運びたくなる見どころがいっぱい。カフェスペースなども充実しているため、お散歩の合間に休憩することもできます。

九段下駅から徒歩約5分ほどと、アクセスも抜群。壮大な鳥居によるお出迎えは圧巻です。祝詞奏上が行われた木札を返送してもらうことができるオンラインでの祈願申し込みも行われています。

日本屈指の歴史的神社が集結している千代田区。強力なパワースポットがズラリとそろうなかをめぐるだけで運気も向上すること間違いなしといえます。コロナ禍への対策もしっかりと行われているため、現地やオンラインで魅力に触れてみてはいかがでしょうか。

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