初夏の絶景散歩。広々とした河川敷に花菖蒲が咲く「小岩菖蒲園」
広々とした河川敷が魅力的で、多くの映画やドラマにもたびたび登場する江戸川。緑が美しく、さまざまな市民施設もあることから、晴れた日には多くの人が集う憩いの場所となっています。
今回ご紹介するのは、そんな江戸川沿いに大きく広がる「小岩菖蒲園(こいわしょうぶえん)」です。見ごろの時期にはお祭りも行われ、とても見応えのある小岩菖蒲園のアクセス情報などとご一緒に、その魅力をご紹介します。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
河川敷ならではの広々とした敷地が庭園に!
江戸川河川に沿って、庭園が広がっている「小岩菖蒲園」。江戸川区により回遊式の庭園となっており、ゆったりと歩いて眺めることができます。
植えられている花菖蒲(ハナショウブ)は、その数なんと約5万本にものぼります。約4,900平方メートルという広さもあり、非常に見応えのある庭園で、花菖蒲は地元より寄贈されたもの。そして小岩菖蒲園がオープンされるきっかけにもなりました。
植えられた花菖蒲の品種は約100種類9,000株となり、河川敷という場所柄、大きく広がる空もポイント。建物に視界を遮られることなく花々の鑑賞を楽しめるため、写真を撮ってもダイナミックな構図を作ることができます。
花菖蒲だけでなく、同時期に見ごろを迎える紫陽花も一緒に見ることができます。紫陽花だけでも約2,000本が植えられており、さらに探すと水辺には蓮の花も。梅雨時期を代表する花々を、存分に見ることができる名所となっています。
「小岩菖蒲園」の見どころは?
毎年、6月上旬~中旬の見ごろに合わせて開催されるのが「小岩菖蒲園まつり」。期間中の土日にはお店も並び、地域の人たちでにぎわいを見せています。なんと、「小岩菖蒲園から足立区しょうぶ沼公園」へ無料のシャトルバスも出ているため、菖蒲のハシゴ鑑賞をすることも可能です。
約5万本にもなる花菖蒲はもちろん、一番の見どころは開放的なこのスペース。年配のかたからお子さま連れ、さらにペットのお散歩にもぴったりの訪問しやすい環境はとても魅力的。
花菖蒲の開花状況は、小岩菖蒲園のホームページで確認することができますので、存分に堪能するためにも、事前にチェックしてから訪ねてみるのがおすすめです。
絶景を見るためのベスト季節・時間帯やアクセス方法は?
例年の見ごろ:6月上旬〜中旬
花々が見ごろとなる例年6月上旬〜中旬が最高の季節といえる小岩菖蒲園。河川敷という土地柄、開場や閉園の時間に制限がなく、入場無料というのも魅力のひとつ。いつでも訪ねることができるため、お仕事帰りなどでも行きやすい場所となっています。
「小岩菖蒲園まつり」開催時に行われる模擬店は午前10時〜午後3時の開店となることや、色鮮やかな花菖蒲の美しさを楽しむためにも、明るい日中の時間帯に訪問するのがベストといえそうです。
おすすめのアクセス方法
小岩菖蒲園へのアクセスは、京成本線・江戸川駅から徒歩約5分ほどと、とても行きやすい場所となっています。江戸川駅は改札もひとつのため、迷わずたどり着けそうですね。
車でアクセス予定のかたは、河川敷に200台ほど収容可能な駐車場がありますが、週末やお祭り開催中は非常に混雑するためご注意を。また、駐車場への入場ゲートは午後6時(10月~3月は午後4時半)で閉まってしまうので、こちらも注意が必要です。
豊かに流れる東京を代表する川と、河川敷ならではの開放感と共に堪能できる、小岩菖蒲園の花菖蒲たち。約5万本の花々を愛でに、初夏のお散歩へ出かけてみてはいかがでしょうか。
- 小岩菖蒲園
- 東京都江戸川区北小岩4丁目 江戸川河川敷
- 江戸川
- 入場無料
- 江戸川区ホームページ
- image by:photoAC
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