余は大満足じゃ!京都の雅を詰め込んだ京丹波町の新名物「大名ランチ」

Array
2022/05/28

“京都の食材の宝庫”として知られる京丹波町。こちらに、わざわざ足を運んででも味わいたい超絶ゴージャスなランチがあるという情報をキャッチ!

なんでも、地元の人気料理店が今年3月から始めた「大名ランチ」というメニューで、巨大なお椀にところせましと料理が並んでおり、殿様気分を味わえるのだとか。

早速取材に行ったのですが、巨大なお椀もさることながら、充実した内容や価格も驚愕モノでした!一体どのようなランチなのか見ていきましょう!

【新型コロナウイルスの感染拡大防止対策にご協力お願いします!】
・基本的な感染予防対策(マスクの着用・手洗い・身体的距離の確保など)を徹底してください
・屋外の活動も慎重にしてください
・発熱等の症状(発熱、咳、のどの痛み、息苦しさなどの症状)がある場合は、外出を控えてください

早速大名ランチの取材に京丹波町の時食館 八光亭へ

まさかの売切完売!?

京都縦貫自動車道丹波I.C.から車で約5分。京都府立須知高校の向かいにあるのが、今回取材でお邪魔した時食館 八光亭(じくうかん はっこうてい)さんです。

早速、大名ランチののぼりを見つけました!期待に胸が高まります。

さてさて、お目当ての大名ランチは…。なんと!もう完売しているではないですか!まさかの取材続行不可能な事態が訪れたのでは…。急に噴き出た冷や汗をタオルでふきふきしながら、恐る恐る店内に入ります。

「いらっしゃいませ!ようこそ時食館 八光亭へ!」とにこやかに出迎えてくれたのは、店長の寺田さんです。

「店長、今回取材でお願いしました『大名ランチ』。もう売り切れなんですね…」

「そうですね。ゴールデンウィーク明けの平日でしたが、おかげさまでオープンから15分で完売してしまいました。でも、安心してください。取材用にひとつご用意していますよ!」


「そうだったんですね!ありがとうございます!」

八光亭さんのご厚意に感謝しつつ、まずはこちらのお店のご紹介を……。

時食館 八光亭さんは、隣町の南丹市八木にある老舗料亭「八光館」の支店として、2014年に開業。落ち着いて食事を楽しめる個室や大宴会にも対応可能な大広間が用意されていることから、会食や法事、ハレの日の食事の場の他、観光バスで訪れた団体客も広く受け入れてきました。

しかし、コロナ禍で会食の機会が減るとともに、売上も激減。ニューノーマルの時代を見据え、地元の人に喜んでもらおうと今年3月から提供しているのが、大名ランチなのだそうです。

大名ランチ、見参!

直径約40cmのお椀の中身は…?

ということで、取材用に特別にご用意していただいた大名ランチがこちら。で、でかい…。

「何よりもお客さまに喜んでもらえるインパクトがあるものをと、特注の大名椀に料理を盛り付けました」と話す寺田さん。こちらのお椀、なんと直径約40cmあるとのことですが、実物を近くに見るともっと大きく見えますね。

一般的なお吸い物用のお椀と比べてみると、大名椀の大きさが一目瞭然です。特注ということだけあって、鮮やかな朱塗りで気品も感じられますね。

上からのぞいてみると、さらに大きさがより顕著にわかります。

さあ、早速蓋を取ってみましょう。なんとまぁ、華やかな盛り付けなんでしょう!お寿司にお肉、お造りに天ぷら。上品な炊き合わせや茶碗蒸しも入って…。まさに贅沢の極み!

「店長。ちなみにこちらの大名ランチはおいくらでしょうか」

「はい。お客さまに喜んでもらおうと、1,480円(税込)で提供しています」

「マジですか…。驚愕のお得感でしかないですね…」

近くに寄ると多彩な食材を使った献立がまさにところせましと並んでいて、眺めているだけでお腹が空いてきます。どれから食べようかしら…。

大名ランチの中身はいかに!

山海の幸をたっぷり盛り込んだ贅沢な献立

それでは大名ランチの献立を詳しく見ていきましょう。まず、左上には焼物の魚やだし巻き、海老に鴨ロースと贅沢な献立がギッシリ!マグロやイカのお造りも隠し包丁を入れるなど丁寧な仕事が為されていて、料理人の細やかな心配りが感じられます。

向かって右側には、揚げたての天ぷらに、香ばしい匂いが立ちこめる牛肉のステーキが入っていて、眺めているだけでテンションが上がります!

手前には、茶碗蒸しやお寿司など和を彩る華やかなメニューが。こちらも丁寧な仕事が感じられる献立ぞろいです。

真ん中には、上品な味わいの炊き合わせをはじめ、色鮮やかな献立が華やかさを演出します。まさに会席料理をひとつのお椀で表現した、絢爛豪華なランチです!

「これまで八光亭は、団体客の方に多く利用されていましたが、コロナ禍で客足が遠のいてしまって……。なんとかインパクトのあるものでお客様に喜んでもらおうと開発しました」と語る寺田さん。

これだけ充実した内容でお値段が1,480円となると、売上につながるか心配になりますが「商売は度外視」とのこと。

「特に大きな宣伝はしていないにも関わらず、クチコミで評判が広がったようで、おかげ様で連日ほぼ完売しています。大名ランチを楽しみに訪れるお客様を見て、こちらも改めてお客様のありがたみを感じています」(寺田さん)

尚、大名ランチは2022年9月末ごろまで提供予定(状況に応じて変更あり)。夏に向けて献立のマイナーチェンジを行うとのことで、こちらも期待が高まります。

平日限定20食&予約不可なので、オープンに合わせて行くのがおすすめです。合わせて、食の魅力に富んだ京丹波町の観光も楽しんでみてはいかがでしょうか。

■■INFORMATION■■

時食館 八光亭(じくうかん はっこうてい)
TEL:0771-82-0850
住所:京都府船井郡京丹波町豊田下川原182-4
営業時間:11:00~20:00(L.O.)
定休日:不定休
アクセス:京都縦貫自動車道丹波I.C.から車で約5分、丹波マーケスまたはJR和知駅より京丹波町町営バス丹波和知線「須知高校前」バス停から徒歩すぐ

公式ホームページ

  • source:KYOTO SIDE
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
いま読まれてます

京都をすみずみまで、歩いて食べて見て体験!
「KYOTO SIDE」は、観光、グルメ、イベント情報など、まだまだ知られざる京都府の魅力や情報を発信し共有していく地域情報発信WEBサイトです。

WebSite

エアトリ 憧れの北欧。デンマーク・コペンハーゲンで暮らすように旅をする
余は大満足じゃ!京都の雅を詰め込んだ京丹波町の新名物「大名ランチ」
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TRiP EDiTORの最新情報をお届け
TRiPEDiTORオフィシャルメルマガ登録
TRiP EDiTORの最新記事が水・土で届きます