海外旅行は物価の安いネパールが穴場?神々の街「カトマンズ」への旅

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2023/04/12

日本からカトマンズへ行くには?

image by:TravellingNepal/Shutterstock.com

日本とカトマンズは直行便で繋がっています。成田国際空港から約7時間のフライトで、カトマンズに到着!

直行便以外には韓国やタイなどを経由する便もあります。ただし直行便の本数は多くないので、早めに航空券を入手しておきましょう。

カトマンズ旅行のスタートは、ネパール唯一の国際空港「トリブバン国際空港」です。

滑走路がひとつしか無い、とても小さな国際空港なので、遅延が発生しやすいと覚えておきましょう。時間通りに到着することはほぼないので、到着したその日の移動手段や行動は時間に余裕を持っておくことをおすすめします。

ネパール入国にはビザが必要

ネパールへの入国はビザが必要となります。ビザといっても簡単に取得できるものですが、事前のオンラインフォームの入力が必須。

ビザの取得方法は、日本にあるネパール大使館や総領事館での取得になりますが、東京と大阪にしかありませんので注意してください。郵送での申請方法や旅行会社を通して代理申請も可能です。

また、トリブバン国際空港での取得ができるのもネパールの魅力のひとつ。トリブバン国際空港では、現地の書類に記入し、写真とパスポートをそろえて料金を払えば完了です。

簡単なのですが時間がかかることもありますし、必要書類が突然変更になる可能性もあります。初めてのカトマンズ旅行の際には日本で予めビザを取得しておくと安心ですね。

トリブバン空港からカトマンズ市内へのアクセスは?

image by:Constantin Stanciu/Shutterstock.com

トリブバン国際空港は、カトマンズから約6kmほど離れた場所に位置しています。大きな荷物を持っての移動は海外個人旅行の最初の関門でしょう。


カトマンズ市内の中心部でホテルが集まる「タメル地区」へは、直行便のバスや電車などはありません。各国の大きな空港からは大抵バスや電車が市内と繋がっていますが、ネパールにはそれがないのです。

移動手段は下記3つのどれかになります。

  • 1.タクシー
  • 2.バス
  • 3.ホテルの送迎

タクシーはプリペイドタクシーがおすすめ!

image by:Jose HERNANDEZ Camera 51/Shutterstock.com

タクシーは空港のカウンターで申し込む「定額のタクシー」、またはローカルな「交渉制のタクシー」があります。

初めて訪れる方には、断然定額制のタクシーをおすすめします。空港のカウンターで料金を支払い、案内もしてくれるので安心。

料金は少々高くなりますが交渉する必要もありませんし、値段もはっきり記載されているのでボッタクリにあう心配もありません。

バスは難易度高し!

空港に発着するバスもありますが、少々難易度は高め。空港を出てすぐ側にある「Sajha Yatayat Bus Station」が乗り場なのですが、時間もはっきり記載されていませんし、どれだけ待ってもバスが来ない…なんてことも。

安いのは安いですが、プリペイドタクシーを使っても700ルピー(約711円)ほどなので、大きな荷物を持っていることも考えると、ここはケチらずタクシーがおすすめです(2023年4月時点)。

送迎があるホテルも!

予約したホテルに送迎があるならそれが最も便利ですね。ホテルのお迎えですから、英語が話せる運転手である場合も多いですし、乗り込んでしまえばまったく心配する必要がありません。

荷物を下ろしてほっと緊張が解け、ネパールの街の様子をじっくり観察することもできます。予約時に送迎があるかどうかでホテルを選ぶのも良いでしょう。


カトマンズは英語が通じる?

image by:Smarta/Shutterstock.com

個人で海外に出かける際、気になるのは言葉の壁です。読めない、書けない、話せない言葉の国へ行くには勇気がいりますよね。

流暢に話せるわけではないけれど、なんとなく理解ができる英語圏内への旅行は安心感が違うという人も多いでしょう。

では、ネパールはどうなのでしょうか?現地の公用語はネパール語です。もちろんカトマンズで話されている言葉もネパール語。普段聞き慣れないネパール語、想像するのも難しいのでは?

でもご安心ください。首都カトマンズでは、英語はかなり通じると思っていて大丈夫です。ホテルはもちろん、レストランやお土産物屋さん、観光地などでは通じなかったことがありません。

ネパールでは英語の教育に力を入れているので、街の子どもたちも英語で話しかけてくるほどです。少し英語が話せるのなら、言葉の心配はいりません。

カトマンズのWi-Fi事情は?

海外旅行には欠かせない存在となったスマートフォン。インターネット事情がどうなっているのかも気になる点です。

カトマンズはインターネット事情はいまひとつ発展しきっていません。ホテル内で無料Wi-Fiが使えるところも増えてはいますが速度に期待はできません。レストランやカフェなどの無料Wi-Fiも同じ。

そのため海外用のレンタルWi-Fiを持ち込むか、海外ローミングサービスを利用するのが無難です。空港で受け取り、空港で返却できるものも多いのでぜひ利用しましょう。

カトマンズの気候は?

image by:Shutterstock.com

標高1,400mの場所にあるカトマンズは、年間を通して爽やかで穏やかな過ごしやすい気候です。

例年6月〜9月ごろは、日中は半袖で過ごせますが、朝晩は気温がぐっと下がるので長袖の羽織ものも忘れずに。雨季に当たるので湿度は高くジメジメとした印象です。スコールが降るので、傘や長靴などを忘れずに持って行きましょう。

例年10月〜11月がベストシーズンです。湿気も少なく最高気温も25度前後。朝晩こそ冷え込む日もありますが、太陽の日差しは温かくとても過ごしやすい時期です。

例年12月〜3月まではカトマンズの冬に当たります。日中は20度くらいまで上がりますが、朝晩は冷え込みますし暖房器具も十分にそろっているとはいえません。必ず防寒具を持っていくようにしましょう。

また、例年3月〜5月は爽やかな春の陽気。この季節もベストシーズンといって良いでしょう。

興味深い街カトマンズへ行ってみよう

今回はネパールの首都・カトマンズをご紹介しました。カトマンズの旅は、いままでに味わったことのないカルチャーショックの連続。最初はとても衝撃を受けることもあるでしょう。

しかし人々はとても親切でニコニコと話しかけてくれますし、貧しいながらも規則や規律に縛られることなく生きている姿に素敵な街だなと思えること請け合いです。

宗教が生活のすぐ側にあり、昔ながらの生活を営む人々の姿に感銘を受けることでしょう。

興味を持たれた方はぜひカトマンズへと足を運んでみてください。人生を変えてしまうほどの大きな衝撃がそこに待ち受けていますよ。

  • 参考:外務省海外安全情報
  • image by:Vladimir Zhoga/Shutterstock.com
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
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元々インドア派だったはずが『恋する惑星』でウォン・カーウァイにハマり、初めての一人旅は上海へ。カメラ片手にどこへでも行くアクティブ旅女子になりました。現在は大学院に通いつつフリーライターとして、旅・アート・美容・ファッションをメインに活動しています。

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