親しき仲には、礼儀なし?韓国に住む日本人が「帰りたい」と思ったこと
知らない土地や海外での生活が長くなると、ホームシックになることもありますよね。とくに転勤などのやむを得ない理由での長期滞在は、「日本が恋しい…」と感じてしまうことも。
そこで今回は、韓国在住の日本人に「日本が恋しくなった瞬間」についてお話しを伺ってみました。日本とは違う、韓国ならではの生活や異文化での戸惑いなど、実体験をもとにご紹介していきます。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
韓国で「人間関係」に関する悩みも?
「人間関係」をかなり重視する韓国人。恋人や家族、親しい友人とは一日中連絡を取り合い、常にお互いの行動を気にかけるのが当たり前のようです。
「日本と比べると、連絡も行動も常に誰かと一緒ということが多く、外食するときは友だちを誘わなくてはいけないという習慣がしんどくなった時期がありました」(20代男性/韓国在住歴2年)
日本ではひとりで外食するのも普通ですが、韓国ではひとりでご飯を食べていると、友だちがいない人というレッテルを張られてしまうのだそう。
最近では、ひとりご飯も浸透しつつあるようですが、仕事の合間の休憩など、ゆっくり過ごしたいときには疲れてしまいそうですね。
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親しき仲には「礼儀」なし?
知り合う機会があれば、一気に距離が縮まる韓国人。それはもちろんうれしいのですが、日本のような「親しき仲にも礼儀あり」は叶わず、親しくなるほど礼儀は取っ払われてしまうそうです。
「仲良くなってくると、こちらがなにかしてあげたとしても、以前のように感謝されなくなりました。友だちである自分を家族のような親しい間柄と思ってもらえるのはうれしいけど、お礼くらいいってほしいと思うことがありますね…」(20代男性/韓国在住歴1年)
プライベートなことを聞いてくる
「プライベートな話を普通に聞かれてびっくり。さすがに子どもたちの前で、旦那の給料とか家は持ち家なのかとか、込み入った話を聞いてくるのはやめてほしいと思いました」(50代女性/韓国在住歴22年目)
思ったことをストレートに相手に伝える韓国人。たとえプライベートな話でも「気になったら聞く」のが当たり前のようです。