現地調達はナンセンス?プロがおすすめする「荷物」のライフハックで快適な旅を
旅は意外と相当疲れる…「薬」は日本からやや多め持参が鉄則
海外では気候などが違い、時差もあるため、体調をよく崩しがち。だからこそ「薬」は、日本からできるだけ多めに持参しましょう。
筆者が必ず持参するのは「胃腸薬」「鎮痛薬」「風邪薬」「冷湿布」など。
喉のうがい用に「イソジン」「のど飴」も持参します。旅先でよくあるのが腹痛(食べ過ぎ含む)、風邪の引き始め、歩き過ぎによる筋肉痛です。
よく乗り物酔いする人は「酔い止め薬」を忘れずに。もしストックが切れてしまったら、病院へ行く前に薬局で相談するか、漢方などを先に試してみるのも手です。
ホテルでの快適グッズは旅の体力回復に欠かせない
滞在先のホテルで快適に過ごすのは、旅の疲れを癒す、急な病気を防ぐといった意味でも、とても重要。
筆者が最近持参し、その便利さを実感したのが「トラベルケトル」です。
事前にホテルを調べると客室にケトルがないことを知り、まだ冬でもあったので、日本で先に購入。折りたたんでコンパクト化でき、なによりスープや温茶など自室で連日大活躍。
ただ、客室に当然ながら「マグカップ」がないことにあとで気づき、これは現地調達しました。
洗濯グッズもあれば便利です。防水パックに衣類を入れて洗濯できる「簡易洗濯袋」、個包装の「洗濯洗剤」、空気を膨らませて使う「エアハンガー」、メジャーのような「物干しリール」など。現地で洗濯すると荷物軽減につながります。
ほかに、睡眠するための「耳栓」「アイマスク」などもおすすめ。海外は客室内で土足が基本なことも多く、「スリッパ」も持参しましょう。これらは機内でも使えます。
旅先「電源」対策、スマホ充電にテレビが活躍することも!?
スマートフォンにスマートウォッチ、タブレット、カメラのバッテリーや携帯バッテリーの充電と、あらゆるガジェットに「電源」は欠かせません。
現地対応の「変換プラグ」は必須。複数のプラグが必要な場所に行く際は、ユニバーサルタイプがおすすめです。
もし忘れた場合、テレビの側面にUSBコネクタが使えることも。ホテルのフロントで変換プラグなどを貸してくれることもあります。
ホテルによっては、客室内で使える電源の数が少ないことがあります。「電源タップ」や「USBタップ」もあれば便利です。
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現地調達すると荷物は減るが、旅の節約にはネック
旅の経験を重ねるごとに、何が必要の優先順位がわかってきます。また、場所ごと、年齢ごとなど、必要なものは異なるでしょう。
すべて持参すると荷物が増えて面倒になるので「いかに少なく、しかし持参すべきものは必ず持参」というのは、ケースバイケースです。
以前は「なければ、現地調達」のパターンも多くありました。
しかし近年は「円安」なので、現地調達が日本よりもかなり高いのも悩み。旅行中に消費できるものは荷物としては減るので、日本から持参するようにしています。
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