現地調達はナンセンス?プロがおすすめする「荷物」のライフハックで快適な旅を
旅には事前の準備が欠かせません。国内旅行であれば、よほどの田舎へ行かない限り、コンビニエンスストアなどで現地調達でき、日本語も通じます。
しかし、海外旅行ではそういった事情がまったく異なります。訪れるエリア、国・地域によっても違ってくるので要注意です。
海外旅行の経験を積むたび、当初の「失敗」や「トラブル」がいまでもゼロではないものの、確実に減りました。
10代から海外へ行き、現在も年間何度も渡航する筆者が、これまでの経験から誰にでも役に立つ旅の「ライフハック」をご紹介します。
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海外旅行で絶対に欠かせない「三種の神器」はこれ!
まず、海外旅行で絶対に必要なアイテムは、以下の3つ。
この3つさえあれば旅を続けることができ、あとは「現地でなんとかなる」といっても過言ではありません。
- パスポート
- クレジットカード(複数枚)
- スマートフォン
スマートフォンに、航空券や海外旅行保険などをPDFや写真で入れ、オフラインでも見られるようにすると便利。
ただし、スマートフォンを盗まれたり紛失したりしたら大変です。スマートフォンは海外ではまだまだ高級品であり、国によっては強盗に遭うこともあり、日本でよく見られる「歩きスマホ」などもってのほかです。
旅のプロはこうする「パッキング」術、忘れ物を防ぐ対策も
スーツケースの「パッキング(荷造り)」が苦手という人もいるかもしれません。コンパクトにまとめるテクニック、ホテルでの忘れ物対策もあります。
- 出発時はスーツケースの半分をお土産用にあけておく
- 衣類は「圧縮袋」を活用
- 靴は使い捨ての「シャワーキャップ」を靴底に被せる
- 「部屋着(下着含む)」「スキンケア用品」「コード類」など色の違う袋ごとにまとめる
- 隙間は「タオル」で埋め、お土産を包むのにも活用
- 「ジップロック」もあると便利
ホテルでの忘れ物防止に、使い終わって持ち帰るものはスーツケースの中へ先にどんどん入れておきます。
チェックアウト直前まで使いそうなアイテムは、机の上に1カ所にまとめて置くようにしたり、セキュリティボックスの中身も忘れないように、パソコンやタブレットなどは派手な色のケースに入れるのもひとつです。
いずれも、いままでさんざんホテルに忘れ物をした、自らの苦い経験に基づいています。
空港でのライフハック、目立つスーツケース対策&ラウンジ活用
空港でのライフハックはいろいろあります。そのなかで例えば、自分のスーツケースをターンテーブルで受け取る際に似たようなタイプが多いと、故意でなくても間違えられる可能性も。
スーツケースに「ステッカーを貼る」「タグを付ける」「ベルトを巻く」など、目立つ工夫をしましょう。
海外では、国際線だけでなく国内線でも、中身が入ったペットボトルは保安検査で没収されます。
保安検査後のエリアでペットボトルはやや高め。「マイボトル」を持参すると、旅の節約につながります。なければ、空のペットボトルでも代用可。
空港で過ごす時間が長いなら「ラウンジ」を利用するのも手。航空会社の上級会員だけでなく、対象クレジットカード会員で無料、また一般客でも有料で利用できるケースも。
国際線では軽食やドリンクが豊富で、電源やWi-Fiが完備というところがほとんど。搭乗ゲートにあるベンチで過ごすよりもずっと快適です。