海外旅行時のトラブルは「クレカ」で回避できるって本当?中国で多い偽札問題は?
「クレカで助かった!」旅での支払いトラブル実例
最近、日本帰国前の空港で、クレジットカードで決済した商品で計算ミスがあり、過剰請求されていたことがありました。
帰国後に気づき、その店舗にメールで内容を伝え、レシートと商品番号を添付し、問い合わせをすることに。
その後、店舗から謝罪と、支払ったクレジットカードに返金する旨のメールを受け取りました。
現金での支払いだと、その場での返金はすぐできても、帰国後だとややこしい事態となります。カード支払いであれば、記録が残り、いまはWebやアプリ上でも確認できるので便利です。
ホテルや店舗の側としても、カード支払いのほうがトラブル時など追加請求できます。
近年多いホテルのチェックイン時に請求されるデポジット(委託金)も、クレジットカードが一般的です。
「カードは不正利用が当たり前」なほど海外では普及度が高い
過去には、カードが不正利用された経験もあります。海外ではなく日本でのスキミング被害でした。
自分では気づかず、カード会社からの連絡で発覚し、先にカードを停止してくれました。カード会社のスタッフも不正利用に慣れています。
「カードは不正利用されて当たり前」という感覚で、不正利用された分はほとんどのケースで全額補償されます。
もしもクレジットカードを複数持つのが不安な人は、国際デビッドカードでも良いでしょう。あらかじめチャージした金額しか引き出せない、支払いができないカードです。
海外滞在中の現金やカードの管理は昔と変わらず厳重に、そして日本帰国後はその都度、カード明細を早めにチェックしています。
海外といえば文化が違うからこそ、新しい発見を体験できるのも魅力のひとつ。ただ、トラブルをあらかじめ避けるためにも、対策方法を知っておくだけで、その旅の思い出が違ってくるはずです。
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