ポケモンコラボで争奪戦。50周年を迎えるオランダ「ゴッホ美術館」徹底ガイド

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2023/10/14

これは見逃せない!あの有名作品を見に行こう

さっそく、館内の様子をご紹介していきましょう。

館内案内には見どころ作品の写真もあり、お目当ての作品がどこにあるかわかります。image by:福成海央

建物は3階建ての構造で、中央に吹き抜けがあり、各階をぐるりと回るような形になっています。

吹き抜けとなっている展示フロア image by:福成海央

本やテレビで見たことがあるような有名作品が並びますが、その中でも特に必見の作品を5つご紹介しましょう。

1.じゃがいもを食べる人たち(1885)

1.じゃがいもを食べる人たち(1885)image by:vangoghmuseum

ゴッホの初期の頃の作品で、非常に暗い色合いが特徴。農民の厳しい生活を描写しています。

2.灰色のフェルト帽をかぶった自画像(1887)

2.灰色のフェルト帽をかぶった自画像(1887)image by:vangoghmuseum

点描で描かれた自画像。パリで学んだ点描の技法を応用し、また補いあう関係の色合いが使われていて、印象に残る作品です。

3.ベッドルーム(1888)

3.ベッドルーム(1888)image by:vangoghmuseum

フランスのアルル地方で、画家の共同コミュニティを夢見てフランスのアルルに移り住んだゴッホ。

自分の寝室を描いたこの作品では、壁にはゴッホ自身の作品がかけられています。調査研究により、壁の青色はもともとは紫色だったことが判明しています。

4.ひまわり(1889)

4.ひまわり(1889)image by:vangoghmuseum

ゴッホは7点の似たような構図のひまわりの作品を制作しました。

それ以前も花の静物画を描いていましたが、彼は特にひまわりが気に入り、さらに明るい色合いで描くことに挑戦していました。


こちらは作品保全のため、今後他の美術館への貸出しを行わないことになっており、ここでしか見られない作品のひとつです。

5.花咲くアーモンドの木の枝(1890)

5.花咲くアーモンドの木の枝(1890)image by:vangoghmuseum

ゴッホが精神を病み、病院で療養中に描かれた作品。弟テオの息子が生まれたお祝いに制作され、構図などは日本の浮世絵の影響を受けていると考えられています。

テオの息子はゴッホと同じフィンセントという名前が付けられ、後にゴッホ美術館の設立者となりました。

館内では、3.5ユーロ(日本円で約550円)で、日本語にも対応したオーディオガイドを借りることができます。解説を聞きながらだと、より深く作品を理解できたり、隠された見どころを楽しむことができます。

オーディオガイドの貸出し場所image by:福成海央

こちらはテオとヨーのコーナーです。テオはゴッホと頻繁に手紙のやりとりをしていました。その手紙も展示されています。

image by:福成海央

こんなフォトスポットもありますよ。

image by:福成海央

続いては、お待ちかねのポケモンとのコラボレーションコーナーをご紹介してきます。

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