混浴OKの温泉知らない?日帰りデートで楽しむ「混浴温泉」ならここ

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2024/05/04

原点回帰ココにあり!大自然と源泉を楽しむ奥鬼怒温泉郷「日光澤温泉」/日光

奥鬼怒温泉郷の「日光澤温泉」image by:小林繭

アウトドア派のカップルにおすすめしたいのが「奥鬼怒温泉」。日光国立公園内に位置するため、一般車両の通行ができず女夫渕(鬼怒川温泉からのバス便あり)から1時間半〜2時間(積雪時はプラス30分〜1時間)のハイキングが必要です。

image by:小林繭

4軒ある温泉宿のうち日帰り入浴ができるのが3軒で、その中で最も奥に位置するのが「日光澤温泉」です。白濁の硫黄泉と透明の炭酸水素塩泉、2つの異なる源泉を持ち、どちらも大自然の中の露天風呂での混浴スタイル。

脱衣所も男女一緒の簡易なものがあるだけなので、混浴温泉としてハードルが高く感じるかもしれませんが、「日光澤温泉」を訪れるほとんどが登山客であることや、アクセスに体力を要することから変な混浴目当ての客の姿がないことがよいのです。

image by:小林繭

結果、基本的にとてもマナーのある方々が利用する温泉となっていて、実際、こんな山奥まで歩いて温泉に入りに来る人もそう多くはないので、大自然の中での混浴の素晴らしさに開眼するはず。

貸切状態となることもまったく珍しくなく、この自然に浸る開放感を体験しに日帰りでも訪れる価値あり。女性にとっては一人で入るのはちょっと心細いと思うので、ぜひカップルで訪ねて楽しんでほしいと思います。

  • 日光澤温泉
  • 栃木県日光市川俣874
  • 0288-96-0316
  • 鬼怒川温泉駅
  • 入浴料金:大人600円/子供400円
  • 入浴時間:9:00~15:00(最終受付14:30)
  • ホームページ

標高1800mの雲上露天「万座プリンスホテル」/万座温泉

 
 
 
 
 
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濃厚な硫黄の濁り湯といえば「万座温泉」。日本一を誇る硫黄成分で知られる温泉です。標高1800mに位置しますがスキー場があるため道が整備されていますし、公共交通機関の利用でも行くことができるので、思いのほかアクセスはよいのです。

そんな万座で混浴温泉に入るなら眺望が素晴らしい「万座プリンスホテル」がおすすめ。眺望抜群の混浴露天「こまくさの湯」は雑誌の撮影でもよく使われるフォトジェニックな空間。きっと見たことある!という人も多いはず。

 
 
 
 
 
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混浴ですが、女性はバスタオル巻きがOKで(宿泊者無料、日帰りの場合は300円でレンタル可能)、男性も腰巻タオルがルールです。

そもそも白濁した万座の湯は、湯に浸かってしまえば気にならないので混浴向けなのですが、源泉は透明で、空気に触れることによって白濁するので、コンディションによって濁り具合にも幅があるのは事実。


と言っても、バスタオルもあるし、女性でもかなり伸び伸びと雲上の露天を楽しめるのではないかと思います。広さも開放感もピカイチ!雲上デートを楽しんで!

  • 万座プリンスホテル
  • 群馬県吾妻郡嬬恋村万座温泉
  • 0279-97-3111(9:00~18:00)
  • 万座・鹿沢口駅/軽井沢駅
  • 大人 1,300円/子供(小学生)650円
  • 11:00~16:00(最終受付15:00)
  • ホームページ

圧巻の広さ!川床に浸かるような大露天風呂「宝川温泉 汪泉閣」/水上温泉

200畳を誇る「子宝の湯」image by:宝川温泉 汪泉閣

宝川温泉 汪泉閣」といえば圧巻の大露天風呂!一番有名なあ「摩訶の湯」はその大きさ、なんと120畳!さらに大きな「子宝の湯」は200畳!

ゴロゴロと大きな石が並ぶ野趣あふれる露天風呂からは、すぐ目の前を流れる宝川の清流が望め、その水飛沫を感じるようなダイナミックな湯浴みが叶います。

120畳の「摩訶の湯」image by:宝川温泉 汪泉閣

もちろん混浴。この完璧すぎるシチュエーションゆえ昔から大人気の宿で、週末などあまりに人が多いと女性にとっては落ち着けない空間でしたが、数年前より男女ともに湯浴み着マストとなっているので、気づかいなく湯を楽しめるのではないでしょうか。

女性専用の「摩耶の湯」image by:宝川温泉 汪泉閣

他に、ちょっと小さめの(といっても50畳!)「般若の湯」と女性専用の「摩耶の湯」100畳の露天があります。とにかく広い!これだけの広さの露天を堪能できて、湯浴み着込みで1,500円はお得かも。

日帰り利用客用の休憩所「宝川山荘」もあるので、ゆっくりとダイナミックな混浴露天を楽しむデートなどいかがでしょう。

  • 宝川温泉 汪泉閣
  • 群馬県利根郡みなかみ町藤原1899
  • 0278-75-2614 (宝川山荘受付直通)
  • 上毛高原駅/水上駅
  • 大人1,500円/小人1,000円
  • 定休日:なし
  • 10:00~16:30(最終受付16:00)
  • ホームページ
 
image by:Rei Imagine/Shutterstock.com

時代の流れとともに温泉文化も変化し、混浴温泉がどんどん消え去りゆく世の中ですが、もともと混浴は日本の温泉文化。

令和になって、時代のニーズに合わせ、湯浴み着の着用や貸切システムに切り替えることで混浴を続けている施設が増えた印象です。カジュアルに混浴を楽しむにはそれもありなのかもしれません。

何はともあれ、一番大切なのは、それぞれが自分にとって心地よいと思える混浴時間を過ごせること。仲良しの二人だからこその混浴の楽しみ方を発見しに、ぜひ混浴デートに出掛けてみてはいかがでしょう。

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東京生まれ、湘南生息中のフリー編集ライター。インテリア、旅モノ、湘南情報を中心にお仕事しています。All About沖縄ガイド。目下、踊れる編集ライター目指し趣味のフラメンコに取り組む日々。趣味は温泉。

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