めちゃくちゃピンク。恋が叶うと噂の縁結びパワースポット「恋山形駅」の全容
なぜ駅はピンク色になったのか?
ところで、なぜ同駅はピンク色になったのでしょうか?その理由は次の通り。この恋山形駅は、1994年に智頭線開業と同時に誕生し、当初は「因幡山形」という駅名の予定だったという。
しかし、人を呼ぶ「来い山形」という意味をかけたいという住民の強い要望により「恋山形」に変更したのだとか。ただ、開業当初は何の特徴もない寂しい駅だったそうです。
転機が訪れたのは2012年、名前に「恋」がつく4駅(恋山形駅、母恋駅、恋し浜駅、恋ヶ窪駅)による連携企画「恋駅プロジェクト」から。
そのプロジェクトの一環として、全国に向けた話題の提供ならびに更なる地域の活性化を目指し、2013年6月に駅舎をピンクに彩りリニューアルオープン。
“のりば”の表示板や“駅名標”もハート形になるなど、恋山形駅は大きく変わり注目を集めるようになったそうです。
そして現在は、その姿を一目見たいという人、SNSでアップしたい人、愛を成就させたい人がたくさんやって来るように。地元の人たちの“人を呼ぶ”という願いは見事に叶ったといえるでしょう。
恋ロードの終点まで行くと…
ちなみに、駅を出て「恋ロード」を終点まで真っ直ぐ進んで行くと… 駐車場の先に小さな「待愛室」があります。
ここには自動販売機が設置されており、ハート型テーブルでゆっくり休憩。この自販機には飲み物だけでなく「ハート型絵馬」や「駅名キーホルダー」の購入も可能です。
恋を叶えたい人はもちろん、カップルで来ても盛り上がる駅。写真映えもバッチリでテンションも上がるだろう。
同駅は車で行くことも出来ますが、駐車場はそれほど広くはありません。週末は多くの人で賑わうので智頭線の列車に乗り「恋山形駅」で下車するのがおすすめ。
山に囲まれた緑色の中から急にピンクに変わる車窓はとても魅力的。なお、時刻表は「智頭急行株式会社の公式ホームページ」から事前に参考にしておくと便利ですよ。
- 恋山形駅(こいやまがたえき)
- 鳥取県八頭郡智頭町大内
- 0858-75-6600
- 智頭急行株式会社公式ホームページ
- image by:旅人間
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