思わず背筋がゾッとする…夏の風物詩「お化け屋敷」でひんやり恐怖体験

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2024/08/02

夏の風物詩といえば海に花火にフェスにプールにビアガーデン…とさまざまなトピックが思い浮かびますが、この連日の不快極まりない蒸し暑さを吹っ飛ばすにはダントツお化け屋敷が効きそう。というのも、なんだか最近のお化け屋敷はなかなかオモシロイことになっている様子なんです。

ZONBIE TRAIN2/わたらせ渓谷鐵道

image by:PR TIMES

群馬県桐生市と栃木県日光市足尾町を結ぶ「わたらせ渓谷鐵道」では、この夏、ホラーな体験ができる特別列車が運行されます。その名も「ZOMBIE TRAIN2(ゾンビ トレイン)」。

image by:PR TIMES

昨夏に運行され大好評だった「ゾンビトレイン」の第2弾で、「トロッコわたらせ渓谷号」を舞台に、トンネルが連なる大間々(おおまま)―通洞(つうどう)駅間でソンビが登場する60分間の列車旅が体験できるというもの。

image by:PR TIMES

乗客は途中下車不可。列車内で次々と発生する恐ろしい事態から無事に脱出・生存が果たせるのか?という体験型のお化け屋敷です。

image by:PR TIMES

一体どんなソンビたちが出現し、どんなことが繰り広げられるのか、聞いただけでドキドキですね。ゾンビに扮するのは、プロの俳優さんや地元桐生商業高校の演劇部とダンス部の生徒さんたちなので、本気度の度合いも半端なさそう。迫真のソンビダンスが見られるかも。

image by:PR TIMES

ちなみに、そもそもこの「トロッコわたらせ渓谷号」はそれ自体がトピック。鉄道ファンなら知らない人はいない人気の列車です。

ディーゼル機関車が4両の客車を引っ張る昔ながらのスタイルで、うち2両は窓ガラスのないトロッコ車両。オープンになった車窓からは、渓谷の自然を間近に感じることができます。「ソンビトレイン」では、乗客の悲鳴や叫び声がどんなふうに辺りに響き渡るのかにもちょっと興味があります。

  • ZONBIE TRAIN2
  • トロッコわたらせ渓谷号車両内( 8717レ渓谷3号及び8722レ渓谷4号)
  • 予約:0277-73-2110(受付時間:平日9:00~17:00)/お問い合わせ:0288-93-3116(日光市観光経済部足尾観光課)
  • 大間々駅/通洞駅
  • 料金:大人片道3,500円/小人(小学生以下)2,000円 ※予約制
  • 運行日:8月10日/11日/18日/25日/9月1日
  • 下り(大間々駅~通洞駅)10:54~12:23/上り(通洞駅~大間々駅)14:02~15:37
  • ホームページ

怪奇!地獄の濡女/銚子電鉄

image by:銚子電気鉄道株式会社

もうひとつのお化け屋敷電車は、千葉県銚子を走る「銚子電鉄」。あのぬれ煎餅で知られるローカル線ですね。

こちらは本格的お化け屋敷電車としてこれまでも開催され話題を集めてきたものが、今年は2019年以来5年ぶりに復活するという企画。「怪奇!地獄の濡女」というおどろおどろしいタイトルからは、なんだか陰鬱でねっとりとした怨念を感じ、すでに体感気温が2℃くらい下がる気分。


image by:銚子電気鉄道株式会社

プロデューサーに怪談蒐集家・寺井広樹氏を迎え、乗客は車内で次々に起こる怪奇現象を体験することになります。このお化け屋敷電車とは別に、犬吠駅内にもお化け屋敷が登場し、乗車前にミッションをクリアしないといけないのだとか。

image by:銚子電気鉄道株式会社

乗車券には、当日の銚子電鉄一日乗車券・ソフトドリンク1本・きまずい棒 チョコ風味 1本が含まれているとか、当日お化けの仮装をしてきた人には粗品プレゼントとか、いろいろと細部に凝っているのも興味深いです。

また、HPではこのお化け屋敷電車に乗りこむゾンビ役キャストが募集されていて(現在、募集は終了)、そちらにも大いに興味を持ちました。夏バイトにゾンビ、生きている間に一度体験してみたいものです。

  • 怪奇!地獄の濡女
  • 千葉県銚子市犬吠埼9596-1
  • 犬吠駅
  • 料金:大人3,000円/中高大生2,000円/小学生1,500円/4才以上の未就学児1,000円
  • 開催期間:2024年8月11日〜15日(1日2便)
  • 時間:1便目 18:30「犬吠駅」集合~20:30解散/2便目 20:00「犬吠駅」集合~21:35解散
  • ホームページ

お化けの棲家/深川江戸資料館

image by:深川江戸資料館

都内でお化け屋敷体験という人は、深川江戸資料館で開催される「お化けの棲家」へどうぞ。闇につつまれた展示室にはさまざまなお化けが登場。

image by:深川江戸資料館

リアルに再現された江戸・深川の町並みで江戸時代の文献に登場するお化けや、深川に馴染みのあるお化けたちと出会うことができます。河童や三つ目小僧、傘化けなどのレトロな日本の妖怪たちの姿は、怖いというよりほっこり感を誘うかもしれませんが。

  • お化けの棲家
  • 東京都江東区白河1-3-28
  • 03-3630-8625
  • 清澄白河駅より徒歩約3分
  • 入場料:大人300円/小・中・高等30円(展示室特別観覧料)
  • 開催期間:2024年8月16日(金) ~2024年8月18日(日)
  • 開催時間:9:30~21:00/8月16日(金)18:00~21:00/8月17日(土)9:30~21:00/8月18日(日)9:30~19:00 ※いずれも最終入館は終了30分前まで
  • ホームページ

お化け屋敷を口実に意中の彼女・彼氏をデートに誘ってみるのもいいですね。もちろん友達と出かけても、そしておひとりさまでも!みなさまがこの夏を目一杯楽しめますように!

  • image by:PR TIMES
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
  • ※一部内容を修正しました(2024/8/5)。
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東京生まれ、湘南生息中のフリー編集ライター。インテリア、旅モノ、湘南情報を中心にお仕事しています。All About沖縄ガイド。目下、踊れる編集ライター目指し趣味のフラメンコに取り組む日々。趣味は温泉。

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